舟木一夫コンサート2024  岩手県民会館 ② | 満天の星Lovelyのブログ

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60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

             舟木一夫コンサート2024   

        トーサイクラシックホール岩手 ②

           (岩手県民会館)

                   

        2024.5.23(木)14:00

 

ホール内部

                舟木さんのお出迎え

          

              

 

                 オープニング

                                                ♪ 想い出通り

    

    グレーのキラキラジャケットがライトに映えて、若々しい舟木さんの立ち姿。

    これからの夢時間に、胸が弾みます。

 

    今年の春は短かったですね~~。

    このホールは建ってから50年、ステージと客席との距離が何だか遠いようで、

    会館の方にお聞きしましたが、客席の椅子の高さのせいかも知れないという

    ことで、、。ということは、当時の盛岡の方の脚の長さに合わせたのかも?

    ・・・なんてことになって、オープニングの緞帳が上がる前から拍手をして、

    首を長くして待って下さっていた盛岡の皆様、お許し下さいね。   

    

           お洒落で軽快なアレンジがとってもステキな3曲        

        ♪ センチメンタル・ボーイ ♪ ブルー・トランペット ♪ 星の広場へ集まれ!

 

      ピアノのPタケさんの右手がよく見えるお席に座れて、よかったです。

 

    デビューしたのは6つの時、今あれから63年になろうとしているところです

    が、、、(ここのところは、いつも計算が合いません)

    流行歌の役割は、、、時代、時代の中で浮き沈みしていくのが流行歌の良さと

    いうこと。僕のことで言うと、「昭和の歌い手が、昭和のお客様に、昭和の歌

    をお聴かせすること」でしょうか。当時は曲と一緒に映画も撮っていましたか

    ら、映画も30本前後はあります。

  

                 ♪ 花咲く乙女たち  ♪ 東京は恋する   ♪ 北国の街

                ♪ たそがれの人   ♪ 哀愁の夜(5番も)

 

    ♪ 花咲く乙女たち の曲を一旦止めて、

    一曲ずつの拍手はお疲れになるでしょうから、、、といつものように会場のお

    客様に優しいご配慮。でも、やはりいい曲をいいお声で聴かせて頂いた時には、

    感謝の気持ちで自然に拍手をしてしまいます。

 

    中でも一番昭和の香りがする曲は、♪ 哀愁の夜です とお話されながら、しき

    りに汗を拭かれていた舟木さん。6月にならないとホールに冷房が入らないそ

    うなのですが、客席はそれほど暑くはなく、やはりステージでの強いライトの

    せいで余計に暑く感じられたのかも知れません。曲の歌詞やアレンジに添って

    自在にピタリと合わせていくライティングの技術、またその華やかさには、い

    つも酔わされる私たちですが、アバウト6やコーラスの方たちも含めて、2時

    間弱のノンストップのステージは、やはり大変なことなのでしょうね。

 

    15年くらい前から日本の歌曲や童謡、また漫画やアニメの主題歌などを《日

     本の名曲》というくくりで歌って来ました。遠藤先生や船村先生でくくること

    もできるのですが、テル(西郷輝彦)さんがどっかへ遊びに行って帰って来な

    いものですから、、、もう3年経つんですよね~。

                  

                               《日本の名曲たち》        

       ♪ 君だけを ♪ 初恋によろしく ♪ 星のフラメンコ  

 

    あの時代の歌い手としては、西郷さんは脚が長かったこと、テルさんの太い眉

    が羨ましくて時々お守り代わりに触らせて貰い、しばらくすると自分の方から

    触らせてくれるようになったことなど、男の子同士のヤンチャなお付き合いを、

    まるでついこの間のことのように披露して下さった舟木さん。

    

    そして、いつも見事に決まる ” オー レ ” ・・・

    テルさんがアチラに早くに遊びに行ってしまわれたことの悔しさと、友への哀

    惜のお気持ちがいっぱいに溢れて、いっそ哀しいくらいの ♪ 星のフラメンコ 

    ラストの、舟木さんの ” オー レ ” でした。

 

        皆さんには座ってばかりではなくて、体も動かして頂こうと・・・

   

                スタンディング

                   ♪ 銭形平次 ♪ 君よ振りむくな

 

    スタンディング、、、後何年続けられるかわかりませんね。2曲、、、今年中

    持たないかも~~。2曲目は、盆踊りになりますものね。

    18でデビューして はちじゅう(右手で大きく漢字で 八 十 と書いて)、12

    月12日が来ると さんじゅ(傘寿)、サンジューベリーマッチ、、、これは

    少しすべったぞ、今。

 

    高校三年生も80になりますので、(会場から大きな拍手)どういう意味の拍手

    かな、皆さんといくつ違うのか、、、でも、じいさん、頑張りましょう !!

    

    抒情歌と言えば、スローテンポで割と暗い歌、と思われていますが、今では見え

    る景色が全然違って来ていますからね、この曲も抒情歌ということでいいのじゃ

    ないかと思われる曲がいっぱいあります。

 

                                               抒情歌・・・メドレーで

           ♪ 初 恋  ♪ まだ見ぬ君を恋うる歌  ♪ あなたの故郷 ♪ ふたつちがい

     ♪ あゝ荒城の月かなし(2番 ♪荒城の月) ♪ 絶 唱

 

    「絶 唱」で共演した和泉雅子さん。映画を撮った当時は ” 小雪 ” でした。今、

    「舟木クン」と言ってくれる人は、マコちゃんだけになってしまいました。賢

     ちゃんも早く逝ってしまって。  同級生とはまた違って、青春時代の仕事仲間

     というのはいいものです。  マコちゃんには頑張って長生きをして貰いたいも

             のです。    

    

     自分の持ち歌、しかもヒットした歌であっても、歌い手にとって何だかピンと

     来ない歌があるんです。好きな歌を並べてみました。♪ 湖 愁 は、僕の最新の

     シングル曲といっていいかと

 

                                           舟木さんの好きな曲

                     ♪ 高原のお嬢さん  ♪ 湖 愁

    

     確かに青春という時代は、一度しかない特別なものなのでしょう。

   

                                                 デビュー当時の曲

            ♪ あゝ青春の胸の血は ♪ 仲間たち  ♪ 君たちがいて僕がいた

            ♪ 高校三年生  ♪ 学園広場   ♪ 青春の鐘

 

       ♪ ああ 青春に希望(のぞみ)あり  ああ青春に未来あり ~~

 

     青春に希望(のぞみ)も未来も二つ揃ったところで無事ラストが落ち着き、

     安心致しました。

   

                   アンコール

       スローテンポで ♪ いつい~つま~で~も~~ のコーラスが聴こえてくる中、

     静かに緞帳が上がりました。舟木さんは、蝶ネクタイを外した黒タキシードで

 

     夢や希望が溢れて、明日が来るのが待ち遠しかった頃。

     歌えば今、皆さんとの長い間の距離を一度に詰めてくれるのが、歌なんです。

     今日はお忙しい中、本当に有り難うございました。    

    

                   ♪みんな旅人

                                    

                      ♪  ~  ~ ~ ~

                           ~ ~ ~ ~ ~  

                                       

              風の中旅の中        今あふれるこの歌は

              限りないときめき      光る青春

               ~~~~~      ~~~~

                                         みんなみんな旅人        君も 君も 俺も 

 

     コンサート2024の中で、一番胸に沁みてくるのはやはりこの曲。

     右手をポケットに入れて歌われる、そのカッコよさと言ったら、、、。

     私たち一人一人に届けられる、舟木さんからの直々のメッセージとしか

     思えない、かけがえのない言葉たち。

 

     舟木さんとご一緒出来る旅は、まさに ” 光る青春 ” 、、、この先の未来

     の方が短い私たちなのに、まだこれから ” 光る青春 ” を共に生きていこ

     うと言って下さる舟木さん。何といっても、♪ 君も 君も 俺も ~~

     の中に、私たち一人ひとりを加えて下さっているのが、この上なく嬉し

     いのです。

 

     ラストになるにつれ、艶めいてくる舟木さんの歌。

              ♪ 君も 君も 俺も ~~   

     そして力強くも深い、 俺も~~ が、今日もこだまして聴こえています。

     

 

 

      帰りの ” はやぶさ ” に乗車する迄に、盛岡城跡公園にはぜひ寄ってみたい

      と思っていた。

 

            歴史ある「石垣」は、現在修復工事中だったが、

        「でんでんむし」停留所から見える二の丸、三の丸の石垣は

               さすがに見事だった。

          5月31日までは、ライトアップもされるようだ。

 

              盛岡城は、日本の百名城

     夕刻の強い陽射しの中だけど、あの東屋まではともかく上ってみよう。

 

 

岩手山や姫神山は見えるのかしら?

   二の丸方面に行けば、近くの盛岡中学からしばしば抜け出していた啄木の歌碑が

   あるはず・・・

 

     不来方(こずかた)の お城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五の心

 

   憂愁の想い深かっただろう啄木の少年期、揺れ動き、逡巡し、反発し、紛れ

   もなく青春前期だった啄木の十五のこころ、、、

 

   木陰で強い陽射しをしのぎ、一休みしたけれど、あたふたと急いで歩きまわる

   気にもなれない。一度来たことがあるような気も、、、。

   もう ” でんでんむし ” の一日の最終運航時刻は過ぎているようだし、楽しみは

   この次に、、、また盛岡に来てみよう!

  

            ゆっくり歩いて、北上川を渡り盛岡駅まで。

     何度か利用したことのあるホテルを見つけた。この次はお泊りでも、、、。

 

           観光マップも頂いてきたし、楽しみ、楽しみ。

 

                          今回の ” みちのくコンサート ” のお土産

         よく見れば、あれあれ、半分は仙台土産になっていた。

 

         でも、” ぴょんぴょん舎の盛岡冷麺 ” はちゃんと買ってきたし、

        ま、これでいいか。何もかも、 この次のお楽しみとしておこう。