舟木一夫コンサート2024 高崎芸術劇場 | 満天の星Lovelyのブログ

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60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

      舟木一夫コンサート2024  高崎芸術劇場

                     2024.4.12(金)14:00

 

 

         JR高崎駅東口から直結している高崎芸術劇場へ

 

      新幹線停車駅ともなれば、やはり駅前は大きく開発されています。

 

 

         久しぶりにいいお天気で、青い空に白い雲が広がりました。

         少し早めに到着。

 

              舟木さんコンサートのお知らせ

 

 

           舟木さんのお出迎え・・・記念写真撮影のスポットです。

 

              

 

                 オープニング

                                                ♪ 想い出通り

    

    キラキラとまばゆく輝くグレーのジャケットで

    もう今年は、また寒くなることはないでしょうね~。コンサートはいつも前の

    晩に来るのですが、昨日は新橋で入ったスロットのお店で今までにない当たり

    が続いて止まらなくなって新幹線に乗り遅れてしまいました。今日は何だかん

    だと取り揃えて歌いますので、どうぞごゆっくりお過ごし下さい。

 

        ♪ センチメンタル・ボーイ ♪ ブルー・トランペット ♪ 星の広場へ集まれ!

 

    朝早く起きて東京駅のティルームでcoffee、朝食、、美味しかったです。最近

    は、朝早く起きるのも全然苦にならなくなっています。若い時から随分色々な

    タイプの歌を歌ってきましたし、毎年のように高崎にお邪魔していますが、当

    日の朝来たのは、初めてです。

 

          ♪ 花咲く乙女たち  ♪ 東京は恋する   ♪ 北国の街

          ♪ たそがれの人   ♪ 哀愁の夜(5番も)

 

    歌いながらつくづく思うんですが、昭和の歌を昭和の歌い手が歌い、昭和のお

    客様がお聴きになっていると。昭和、平成、令和と三代続いてきましたが、さ

          すがに次の年号は越えられないでしょうねぇ。

          1944年、昭和19年12月12日生まれで、今年の12月12日が来ると(手

     まねで大きく)八十・・・(組み合わせても)どうしたって串にささった蒟蒻    

     にしか見えない。どうして傘寿というのでしょうねぇ。舟木一夫がそういう年

     になったもので、客席の方もそれなりに、、、。どうか、皆さん、お元気で、

           、、。歩くの、遅くなったでしょ?僕なんか、今まで階段を見たことなかった

    のに、今はチラッと見ますものね。

 

    漫画やアニメのたくさんの主題歌を《日本の名曲》として歌って来ましたが

    、、、同期といってもいいテル(西郷輝彦)さんは、年は僕より2つ下で、

    もっと手短かに呼んでよと言っていたのに、とうとう最後まで”舟木さん”と

    しか言ってくれませんでした。もっとも、”三日でも早ければ先輩”というの

    が、当時の僕たちの業界でしたからねぇ。テルさんが急いでどっかへ遊びに

    行っちゃって、テルさんの作品を《日本の名曲》として、三曲ばかり。

 

    ステージはグリーンのライト、ブルーのジャケットの舟木さん                  

                               《日本の名曲たち》

    ♪ 君だけを ♪ 初恋によろしく ♪ 星のフラメンコ  

 

    ♪ いつでもいつでも君だけを~~  西郷さんの曲なのに、自然と手拍子

    が生まれて続いていった。♪ 星のフラメンコ では、ステージは赤、歌詞に

    合わせてライトはパッと変わっていき、カスタネットの入ったスペイン風の

    演奏でいやがうえにも盛り上がる西郷さんの曲。”オーレ” で 最高にかっこ

            よく決める舟木さん。” 舟木さん、最高!” まるで舟木さんオリジナルの曲

            のようで、ここぞとばかり、思いっきり拍手をしました。舟木さんが202

            4コンサートでこんなにかっこよく歌って下さっていること、西郷さんもお

            空の上からきっとご覧になっていることでしょう。

 

    テルさんの太い眉が羨ましくてね、時々触らせて貰っていました。若い時に

    は、お互いにマネージャ―などお付きの人が側にいましたから、二人で並ん

    でなんてことは出来なかったのですが、数年前にやっと二人だけで食事をし

    て昔話をすることが出来ました。” なんだ~そうだったのか~~ ” って。今

    は、テルさんの分まで私は長くやろうかと~~。

 

    歌い手は歌うだけではなく、たまには皆さんとご一緒に・・・

   

                スタンディング

                   ♪ 銭形平次 ♪ 君よ振りむくな

 

    ♪ 銭形平次 の時はよく判らなかったのですが、♪ 君よ振りむくな の時は

    パーカッションの佐久間さんが、くるりくるりと回転されているのが判りま

    した。アバウト9の皆さんも、ノリノリでしたね。

 

    これから(スタンディングで急に頑張った分)身体にボチボチ支障が出て来

    ますからね、、(咽喉を潤しながら)すみませんね、お茶も差し上げないで

    、、でも、年を考えてやるような稼業じゃありませんからね。年相応に考え

    たり動いたりするのが合うタイプと、私みたいにガチャガチャやるのが合う

    タイプとあります。 特に最近はTシャツなんか、30代でも着ないようなも

    のを着たりして、、そういうことで自分の気持ちをアップさせているようで

           す。どうぞこの先は足腰にお気を付けて、、、私もテルさんほどにはいきま

    せんが、足もこれくらいには上がりますから。(と右足を挙げて見せて下さ

    った舟木さんでした)

 

    歌を頂いた当時はそうは思いませんでしたが、今は、これは思いっきり抒情

    歌だよねという歌を並べました。

 

                                                     抒情歌

           ♪ 初 恋  ♪ まだ見ぬ君を恋うる歌  ♪ あなたの故郷 ♪ ふたつちがい

           ♪ あゝ荒城の月かなし(2番 ♪荒城の月) ♪ 絶 唱

 

         黑襟、少し光るオフホワイト系ジャケットの舟木さんを、

             3Fから真っすぐ照らす白い光

 

    デビューしたころ、♪高校三年生 を歌っていてもテープが200本ほど飛ん

    できましたから、歌いに出ているのだか、テープをよけに出ているのだか判ら

    ないくらいでした。時代ですね。でも島倉さんはそれで目をお怪我なさったし、

    そんなこともあってテープの芯を抜くことになりましたが、年がら年中、指が

    切れていました。ステージのテープは絡まって動けず、下がるときも大変でし

    た。

 

    ステージは生ものと言いますが、歌い手が好きな歌とは別に意外な歌にリクエ

    ストが来ることがあります。そんな時は1~2曲、後半に好きな歌を取ってお

    くんです。そうすると、その歌が来るのが楽しみでね。今日も2曲、取ってあ

    るんです。

 

                                        舟木さんの好きな曲・・・お取り置き

                        ♪ 高原のお嬢さん

    グリーンのライトが美しく、ホール内を何色もの光線が駆け巡るなか、pたけ

    さんの素敵なピアノとともに、後半バラードバージョンが入ります。 

 

         ~ 東京の空のどこか あの人は住んでいる 

            ~ ~ ~ 君にぼくの恋を語ろう ~ ~ ~  そして

     

                 ♪ 湖 愁

    ホール天井に、白とオレンジ濃淡の模様で花びらが2枚大きく映し出されてい

    ました。とても華やかでした。

 

    僕の一番新しいシングルと言っていいかもしれません。

    自分の聴きたい曲が2曲目くらいに出てくるとガッカリしてしまいますが、三

    橋さんや春日さんのステージで、僕も経験があります。デビュー当時の曲をお

    聴きになっただけでお帰りになる方は、年に一人か二人なんですよ、でも僕は

    気になります。とりあえず、デビュー当時の曲をずらっと並べてみましょう。

 

              紅いジャケットで

                                                   デビュー当時の曲

            ♪ あゝ青春の胸の血は ♪ 仲間たち  ♪ 君たちがいて僕がいた

            ♪ 高校三年生  ♪ 学園広場   ♪ 青春の鐘

 

    最初からずっと手拍子が続き、舟木さんは右手を高く上げて皆さんにご挨拶。

    連れだって来られていた地元の方から「舟木さん、凄いわね~」という感嘆の

    大きな声が上がっていました。 

   

                   アンコール

    

    ネクタイを外した黒ジャケットのタキシードで

    取り敢えず目標は、今年の12月12日の80に、、、(拍手で聞き取れず)

    よく見に来ますね~こんな爺さんを~~~(拍手で聞き取れず)

    

                   ♪みんな旅人

                                    

                      ♪  ~  ~ ~ ~

                           ~ ~ ~ ~ ~  

                                         時は巡り巡る          花はこぼれまた開く

              そっとぬぐう涙         いのちはそこに宿る

              風の中旅の中        今あふれるこの歌は

              限りないときめき      光る青春

              明日(あす)へ続く道に   痛みを捨てて寄り添う

                                         みんなみんな旅人        こころを結ぶ旅人

 

                                         みんなみんな旅人        君も 君も 俺も 

 

    地元の方々のお気持ちの反映された熱い👏と、白とゴールドの光に包まれて、

    高崎コンサートは幕を閉じました。こんなステージを展開される舟木さんを誇

    らしく思い、また ♪みんな旅人 の歌詞に込められた舟木さんの今の想いを、

    どうぞ皆さんに受け取って頂きたいものと(完全に舟木さんの身内感覚で)両

    手をいっぱいに振って、しばしお別れのご挨拶をして来ました。

 

    途中、コンサートのどの辺りであったか、シャッターを切る方があって、歌い

            手の集中力が落ちますし、周りの皆さんにもご迷惑ですからご容赦下さいと、

            やわらかい口調でのご注意がありました。ステージでどんなに真剣に歌ってお

    られるか、改めて感じ入った出来事でした。 

 

 

    京都南座でのシアターコンサートの余韻がまだ冷めやらぬ中での、熱い高崎

    コンサート。いつまでも失われない清潔さと若々しい身のこなしに、舟木さ

    んを ” じいさん ” なんて誰も思いません。舟木さん、” あっぱれです ”。

 

         終演後は、舟友さんと舟木さん談議の楽しい打ち上げ!

        高崎駅の駅ビルに入っていた、峠の釜めしで有名なお店で

        舟木さんがいかに素敵であるか、またまた語り合ってきました。