新春ビッグステージ2016 舟木一夫  森 昌子(1) | 満天の星Lovelyのブログ

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60周年をあれほどに輝かせながら61周年へと繋げていかれた舟木さん、本当にお見事でした!
2023年もこれからもずっと、素晴らしい夢時間を頂けますように・・・。

                 新春ビッグステージ2016
                舟木一夫  森 昌子

          2016.1.31(日) 中野サンプラザホール
                 13:00  17:00
          
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イメージ 1            ホール
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      正面大階段



                        (一部)
                     オープニング
                         ♪ 君たちがいて僕がいた


     フェステイバルホールと同じ、光沢のある白っぽい                                                     イメージ 22                                         
     スリーピース、白ストライプの入った黒のシャツで、
     舟木さんがセンターの階段に。 
     ♪ 心の悩みを~~ と一番を歌って、ステージに
     下りたところで、 
     ♪ 涙をこぶしで~~ とセーラー服姿の昌子ちゃ
     んが、舞台左より登場。 
     「学園ソング決定版!」 とサブタイトルのあるこの
     ジョイントコンサトならではの、観客サービス振り。
     白いリボンのセーラー服にハイソックスと、すっ
           中学生なってファンサービスの昌子ちゃんに、会
           場は大いに湧いている。 

     舟木さんも、五郎ちゃんのときのようにむくれること
           なく(あれは、とっても楽しい演出だった!)、にこに
           こと、セーラー服は時代によって随分違っている
           いう知識を披露して下さる。

     昔、セーラー服のスカートは、もっと長かったか、女学生顔負け。 今は随分短くなって
     いるみたいと、昌子ちゃんが自分のスカートをめくってみる。 そんな、見せることもない
     じゃないの、というところで、あ、いけねぇ、、、二人揃っ
                   「 皆さん、ようこそお越し下さいました。 」
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       今日のコンサートは学園ソングということでしたから、 私は、一応、
       学園ソングの正装であるセーラー服で来ました! と、胸を張る昌子
       ちゃん。

             セーラー服は、男の子のほうが詳しいですよ。僕の通っていた高校
       のバス亭の前が全部女子高だったから。
          あら~、良かったですね。
          臙脂のリボンとか、色々ありますね。
               
                今日は一部、二部とこれからたっぷり二人の歌を並べていくことに
                   なるかと思いますが、では、何から行きましょうか。
                   それでは私は、デビュー曲の ♪ せんせい から。

              
                 
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             ♪せんせい
              作詞: 阿久 悠
              作曲: 遠藤 実
              1972(昭和47)年
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              淡い初恋消えた日は
              雨がしとしと降っていた
              傘にかくれて桟橋で
              ひとり見つめて泣いていた
              おさない私が胸こがし
              慕いつづけたひとの名は
              せんせい せんせい 
              それはせんせい


                                                                          
  イメージ 5     ♪ 同級生
        作詞: 阿久 悠
        作曲: 遠藤 実
        1972(昭和47)年

        朝の改札ぬけた時
        何げないように待っていた
        昨日もらったあの手紙               イメージ 6
        今日は私があげました
        きっといつかは想い出す
        好きでたまらぬ同級生
        小さなうわさ立ちました
        小さなうわさ立ちました              



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       ♪ 中学三年生
        作詞: 阿久 悠
        作曲: 遠藤 実
        1973(昭和48)年


        別れの季節の悲しみを
        生れてはじめて知りました
        しるしをつけたカレンダー
        もうすぐそこに来ています
        蛍の光が歌えない
        あのひと卒業して行くの
        めそめそしていちゃいけないわ
        私も中学三年生


       舟木さんは、昌子ちゃんと交互に3曲を。

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     ♪ 修学旅行・・・舟木さんのこの曲を聴くと、やはり
                私は青春時代を思い出します。
     ♪ 仲間たち 

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    ♪ あゝ青春の胸の血・・・この曲のあと、昌子ちゃん
     は紫のロングドレスで登場。
     ”やっと大人になりました”


        僕が昌子ちゃんと一番最初に会ったのは、「夜のヒットスタジオ」でしたね。三人娘
        ということで、三人一緒にいましたから聞いてみたんですよ。 僕が18でデビュー
        したとき、皆さんはいくつでしたか、と。 そしたらそのとき、みんな、2歳でしたって。
        アハハハ、、だって事実なんですもの。
        遠藤先生とのお付き合いは、どの辺りから?
        「スター誕生」という番組の第一回チャンピオンになって、スター誕生だから、スター
        にならなくちゃいけない、ということで。 でも、その頃私は見た目が普通で、アイドル
        というわけでもなかったので、それじゃ歌手にならなくちゃということで、、。 いたって
        普通でしたから、アイドルというより、、。
        13歳で中二でしたから学園ソングがいいだろうと、、女性で舟木さんのように学園
        ソングを歌う歌い手、「女性版舟木一夫」として、デビューしました。
        そのとき、オレはいくつ?     
        そのとき舟木さんは35歳くらい?
        好きにして下さいよ。
        このコンサートのどこかでデュエット・ソングを入れよう、という流れを考えてきたんだ
        けど、、。
        私、一回も舟木さんとデュエットしたことないです。  
        いや、♪ 青い山脈 を歌ったことがあるよ。 黄色いセーターを着て。
        今日は、石原裕次郎さんと浅丘ルリ子さんの ♪ 夕陽の丘  を。
        私達、裕次郎さんとルリ子さんにそっくりですね。
        オレの足のこと見た?
        いえいえ、遠くから見ると判りません。 私達、お二人と同じですね。
        あなただって、ふくよかになったのは最近ですものね。
        太っているなんて、自分では何にも言ってません。
        ルリ子さんが、細すぎるんですよ。
 
                       デュエット
                       ♪ 夕陽の丘
                         作詞: 萩原 四朗
                         作曲: 上原 賢六
                         1963(昭和38)年

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       (舟木さん) 夕陽の丘のふもとを行く
               バスの車掌の襟ぼくろ
               わかれた人に生き写し
               なごりが辛いたびごころ

                    (昌子ちゃん) かえらぬ人の面影を
                              遠い他国で忘れたさ
                                        いくつか越えた北の町
                                        目頭うるむたびごころ

                              真菰(まこも)の葦は風にゆれ
                              落葉くるくる水に舞う
                              この世の秋のあわれさを
                              しみじみ胸にバスは行く
                                                          
                                                                                                                     イメージ 9
               夕陽の丘を見上げても               
       湖(うみ)の畔(ほとり)を訪ねても
       かいなき命ある限り
       こころの傷はまた疼く
                       
       (お二人で)   
       人の子ゆえに恋ゆえに
       落ちる夕陽が瞳(め)にいたい
       さよなら丘のたそがれよ
       また呼ぶ秋はないものを


       何か、緊張しちゃいました~。 舟木さんとご一緒に歌えるかと思うと、もう心臓が
       バクバクで、、。 
       何でこの歌を選んだかというと、 一番歌謡曲っぽいからね。 お千代姉さんと守屋
       浩さんの ♪ ほ~しぞらに~ 両手を上~げて~  とか、 潮来のおじさんと小百
       合さんの ♪ いつでも夢を  、三田明君との ♪ 明日は咲こう花咲こう  という
       デュエット曲もありますが、、。
       美男美女が歌う曲が多いですね。
       昌子ちゃんが歌手になったきっかけは?
       両親が演歌大好きだったんです。 父には、会社から帰るなり2歳の頃から歌わされ
       ましたし、母はひばりさんが大好きで。デビューしてからは、ひばりさんには妹のよう
               に可愛がって頂きました。
               では、歌手になったきっかけの歌として、ひばりさんのナンバーから歌いますか?
       ちょっと難しいのですが、♪ 津軽のふるさと  を。
       僕は、どのオーディションもすべてこの歌でいったという思い出深い曲で、同い年の
       先輩である松島アキラさんの ♪湖愁 を。


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        ♪ 湖愁
         作詞: 宮川  哲夫     
         作曲: 渡久地 政信
         1961(昭和36)年

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                      ♪ 津軽のふるさと
                       作詞・曲: 米山 正夫
                       1953(昭和28)年
イメージ 12              りんごのふるさとは
              北国の果て
              うらうらと山肌に
              抱かれて夢を見た
              あの頃の想い出
              ああ今いずこに
              りんごのふるさとは
              北国の果て




                                  (二部)

            ♪  ラララ 汽車は行く 汽車は行く~~
                  ♪ おさない私が 胸こがし 慕い続けたひとの名は~~

       舟木さんはブルーのジャケット、 昌子ちゃんも青のドレスにお召し替え。

       昌子ちゃんは、デビューして何年になるの?
       今年の夏で45年になります。
       最初の頃はお互い様に、こんなに長く歌っているなんて思ってなかったよね。
       私も、18,9歳、高校生の頃まで歌えていればいいと思っていました。
       お互い、特殊な歌でデビューしているわけだから、、、。
       特殊、ですか?
       いつまでも学園ソングを続けるわけにはいかないから、そこからの転換が難しかったよね。
       歌い手は、もう95%が恋愛の歌でデビューしているわけだから。 昌子ちゃんの場合は、
       どうやって?
       一応、私の場合は次に四季シリーズというのができまして、春夏秋冬 ということで乗り越
       えました。 その頃日記をつけていましたので、 その中の  やせたみたいね おかあさん 
       ~~  これいいじゃないか、 ということで。
       僕にもそういうこと、無きにしもあらずですよ。 長いことやっているとね。
       それでは、遠藤先生の歌をいってみましょう。  遠藤先生は優しくて、僕は怒られたことが
       なかったなぁ。  ♪ すきま風 を。
       本当に、私も大きな声を出されたり、怒られたことはなかったです。 ♪ おかあさん  と
       ♪ 哀愁出船  を。
       
          

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             ♪ おかあさん
              作詞: 阿久 悠
              作曲: 遠藤 実
              1974(昭和49)年

        やせたみたいね おかあさん
        ふざけておぶって感じたの
        泣き虫だったわ ごめんなさいね
        明るい娘になりました
        なやみがあったら私にも
        今度は下さい おかあさん



                      ♪ すきま風
                       作詞: いで はく
                       作曲: 遠藤 実
                       1976(昭和45)年

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                                   人を愛して 人は心ひらき
                                   傷ついて すきま風知るだろう
                                   いいさそれでも 生きてさえいれば
                                   いつか やさしさにめぐりあえる
                                   その朝 おまえは 小鳥のように
                                   胸に抱かれて 眠ればいい

    イメージ 15           夢を追いかけ 夢に心とられ
               つまずいて すきま風知るだろう
                いいさそれでも 生きてさえいれば
                いつか ほほえみにめぐりあえる
                その朝 おまえは 野菊のように
                道のほとりに 咲いたらいい

                いいさそれでも 生きてさえいれば
                いつか しあわせにめぐりあえる
                その朝 おまえは すべてを忘れ
                熱い涙を 流せばばいい



                                                            
                                                                
             ♪ 哀愁出船                                      イメージ 16
              作詞: 菅野 さほ子
              作曲: 遠藤 実
              1963(昭和38)年

              遠く別れて 泣くことよりも
              いっそ死にたい この恋と
              うしろ髪ひく 哀愁出船
              涙かみしめ ゆく潮路



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            ♪ 北国の春
              作詞: いで はく
              作曲: 遠藤 実
              1977(昭和52)年


            白樺 青空 南風
            こぶし咲くあの丘
            北国の ああ 北国の春
            季節が都会ではわからないだろと
            届いたおふくろの小さな包み
            あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな

フリー素材の季節の窓</a 
                               
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          山吹 朝霧 水車小屋                              
                わらべ唄聴こえる                                        
          北国の ああ 北国の春
          あにきもおがじ似で
          無口なふたりが
          たまには酒でも飲んでるだろうか
          あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな




           それじゃ、ここからは昌子ちゃんのヒットコーーナーということで、お楽しみを。

           昌子ちゃんは、お昼の部では黒地に金のロングドレス、夜の部ではキラキラと光る紺の
           華やかなドレスだった。


                                        ♪ 花魁
                                        作詞: 阿木 耀子
                                        作曲: 宇崎 竜童                      2014(平成26)年

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   心は主(ぬし)さん一人のものと
   誓った瞬間(とき)からここも極楽

   珊瑚のかんざし重たくて
   会釈を返すもままならぬ
   主さん来ぬ日は鴉でさえも
   好かんと鳴いてご機嫌斜め
   花魁道中吉原外八文字(そとはちもんじ)
   禿(かむろ)の髪にもはらはら花びらが舞う
   男に二言はないと言った
   言葉を信じてあかりが灯る
                                             「裏切りっこ無しでありんす」


     (昌子ちゃんトーク)
     これは ♪ 花魁 という曲なのですが、今までの私の歌の中ではテンポがあって、お手
     拍子を頂いて歌いやすかったです。 ~~(最近の天候不順や災害のことなど) ~~
     今日は舟木先輩とご一緒のステージに立たせて頂いて、ほん~~~~とうに嬉しくて、
     夢のようです。 何といっても、私のご本家なのですから。 お仕事でご一緒になったとき
     には、優しく声をかけて頂いております。 最近、ちょっと色っぽくなったんじゃないか、、、
     なんて、そんなことは言われません。 年はほんのちょっと離れてますけど、、ほんのちょ
     っと、、。 頼りになるお兄さんです。 今日からはお兄さんと呼んでいいでしょうか?
     バンドの皆さんにお聞きしなくては、、。 (バンドの皆さんが頷く) ”お兄ちゃ~ん”
     こう見えても上がり症で、、そう見えますでしょう? 心臓がバクバクです。 あれ、これひ 
     ょっとして恋心と勘違いしてしまいますね。 
     次は、♪ なみだの桟橋 ♪ 立待岬 ♪ 哀しみ本線日本海 の3曲を。


                                                  (2)へ続く