店舗ビジネスというのは
規模が大きな
スーパー
ドラッグストア
ホームセンター
などは企業が経営しているものが多いですが
その他の殆んどは個人店経営者のビジネスです。
歯科医院
整体院
治療院
開業医
動物病院
居酒屋
そば店
うどん店
ケーキ店
パン店
ラーメン店
美容室
ネイルサロン
リラクゼーションサロン
マッサージ店
など、挙げればキリがありませんが
個人店が多いです。
企業が運営している店舗ビジネスと
個人が運営している店舗ビジネスの違いは
資金力とマーケティング力です。
大手企業は資金力があるので
集客できる場所に大型店を出店することが出来ますが
個人店は資金が無いので
立地が悪いところに出店するしかありません。
大手企業は
マーケティング専門の部署がありますから
毎日マーケティング戦略を考えていますが
個人店は
現場で働きながら作業をこなしているので
マーケティング戦略を考える時間がありません。
こんな話をすると
個人店経営者はお先真っ暗だと
勘違いする経営者が居ますが、そうではありません！
資金も無い
時間も無い
そんな個人店経営者がやるべきことは
大手企業の弱点を攻めることです。
ビジネスの世界では
ランチェスター戦略という考え方があります。
これは、
弱者が強者に勝つ為のビジネス戦略のことです。
ここで説明すると長くなるので
興味がある方はご自身で調べてみてください。
このランチェスター戦略を使うには
強者＝大手企業の弱点を理解することです。
大手企業には弱点なんて無いように見ますが
あるんですね。
一つは
個人対個人で接することができないこと
個人店経営者が運営する店なら
店側はいつも個人として接していますから
「○○さん、おはようございます♪」
という会話は普通に行われています。
「○○さんの好きな△△が入っていますよ♪」
という会話だって普通ですが
大手企業は、この個人的な会話が出来ないんです。
やっている企業もありますが
殆んどの企業では、
お客さんを特別扱いしない
普通のお客さんとして扱うのです。
百貨店などでは
特別なお客さんに対しては特別扱いをしていますが
個人店でも、特別扱いをしていいんです。
飲食店でも同じです！
「今日は○○さんが好きな△△が入っていますよ♪」
とお伝えすることで
お客さんの承認欲求を満たして差し上げることが出来ますが
大手企業では、承認欲求を満たすことは出来ないからです。
人間は、人と人との繋がりを大切にしますし
人との繋がりを欲している生き物ですから
気づかないうちに人との繋がりを求めているものです。
それを満たして差し上げることこそが
個人店がやるべきビジネス戦略なんですね。
もう一つは
特化することが出来ないことです。
大手企業では、お客さんを特定していませんから
誰にでも合うような商品やサービスを提供しています。
おじいちゃん、おばあちゃん
お父さん、お母さん、子供、赤ちゃんまで
誰が来店してもそこそこ満足してもらえる品揃えをしています。
でもね、弱点は【そこそこ】だということです。
大手企業は
多くの人を満足させることは出来ませんが
そこそこの満足を与えることは出来ています。
個人店経営者なら
特別なお客さんに対しては
【そこそこ】ではなく
【圧倒的】な満足を与えることが出来ます。
飲食店なら
例えば「かに」が食べたいというお客さんが居たとします。
大手企業なら
こちらが用意したかにを提供するスタイルですが
個人店なら
「どこの産地の、どの種類のカニがいいですか？」
とお聞きすることが出来ますから
そのお客さんにとって、最高のカニを提供することが出来るんです。
あなたのビジネスで考えてみてください。
あなたのビジネスの特別なお客さんに対して
【圧倒的な満足】を与える為には
どんな商品やサービスを提供出来ますか？
僕のクライアントさんのリラクゼーションサロンでは
【オリジナルプラン】を提案することで
お客さんに圧倒的な満足を与えています。
当然、その分料金も高いですし
期間も、３か月プラン、６か月プランと長いですが
それを前金で頂くので資金繰りが楽になります。
店側だけにメリットがあるのではなく
お客さんにも多くのメリトがあるから売れているんです。
【オリジナルプラン】のメリットとは
個人対個人で接することで
承認欲求が満たされて
更に
自分だけのサービスを提供してくれているという
圧倒的な満足感を得ることが出来るからです。
明日からは
具体的にどうすればいいのかをお伝えしていきます。
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