経営者として必要なスキル~⑥数の重要性を理解する! | マーケティングコンサルタント上西のブログ

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個人店の集客に特化したコンサルタントです
オウンドメディアを構築して、地域ナンバーワンにするコンサルをしています

スピードの重要性とも似ていますが

数の重要性についても説明しておきます。

 

 

よく相談メールを頂く中で

「ブログの読者は何人必要ですか?」

とか

「ブログのアクセスは何人必要ですか?」

とか

「ホームページのアクセスはどれくらい必要ですか?」

とかの質問を頂きます。

 

そんな質問には、僕は必ず逆に質問を返します。

 

 

「ところで、ブログの読者は何人ですか?」

と質問すると

「297人です」

 

「足りません!最低でも1000人です」

と言います。

 

 

実際には、

僕のブログは300人ほどの読者さんしか居ません。

 

それというのも

ただ単に数だけを集めて

人に見せびらかす事が目的でしたら

そうする事も出来ました。

 

でも、僕は、無駄な数の多さよりも

読者さんの質にこだわったので

散々、読者登録を削除してきました。

 

少ない読者さんでも

ここからコンサルタントの依頼が入ったり

フランチャイズの加盟店が決まったりするのは

読者さんの質が良いからだと思っています。

 

読者登録を全てOKしていた頃は

800人程になっていましたから

今なら1000人の読者登録と同じでしょう。

 

 

そういう訳で

ブログのアクセスも、

商売に繋がるという意味の数なら

最低でも1カ月1万アクセス必要です!

 

ホームページも同じくらい必要です。

 

フェイスブックの友達も

商売に繋げるなら1000人が基準です。

 

 

このように

ブログをやっている意味を考えると

商売に繋げる為ですから

これもマーケティングの数学と同じです!

 

一定数の中から見込み客と繋がって

その見込み客の中から

実際に来店に繋がる人数の割合も決まっています。

 

商売が上手くいかない原因は

ほとんどの場合、数が全く足りていません!

 

 

 

特に、広告類というのは

数が勝敗を分けることが多いですから

分母を増やすことを考えるのがポイントです!

 

 

例えば

 

お店を構える商売というのは

ある程度の商圏が決まりますが

半径2kmの全ての人に伝わっているでしょうか?

 

チラシの折り込みだけでは

新聞をとっていない家には届きませんから

地道にポスティングする必要があります。

 

近くに人が集まる商業施設があるなら

そこに貼り紙をさせてもらう方法はないでしょうか?

 

そこで、チラシのハンディングを

させてもらうことは出来ないでしょうか?

 

 

こうやって、多くのアイディアを書き出して

それを実践する方法を考えていくんです。

 

 

 

成功している経営者は

ビジネスというものは

10回に9回は失敗するものだ!

とおっしゃっています。

 

ユニクロの柳井氏の書籍「一勝九敗」には

一直線に成功するということはほとんどありえないと思う。 
成功の陰には必ず失敗がある。 
当社のある程度の成功も、一直線に、

それも短期間に成功したように思っている人が多いのだが、

実態はたぶん一勝九敗程度である

と書かれています。

 

 

 

ヒット曲を出し続けている 桑田圭祐さん や

ロック界のカリスマ 矢沢栄吉さん など

長年活躍されているミュージシャンは

多くの楽曲を作って来られたから、ヒット曲も多いのです。

 

 

画家のピカソは、

生涯で描いた作品は、9万点とも15万点とも言われています。

多くの駄作の積み重ねの上に

名作といわれる作品が生まれているのです。

 

 

因みに、

ゴッホが生涯で描いた作品は2000点といわれています。

 

 

どちらが優秀だという話ではなく

数字だけで見ると

ゴッホは天才といえるかも知れません。

一方のピカソは

努力の天才だといえるかもしれません。

 

 

 

 

ランチェスターの弱者の戦略を学んだ時には

弱者に必要なのは数だ!という話がありました。

 

質は数によって補填される!

という話もよく聞きました。

 

だったら、

最初から質の良いアイ゛ティアを出せばいいのでは?

 

と当時は思ったものですが

「あなたには、その質の良さが解りますか?」

 

「どのアイディアが質が良くてどれが質の悪いアイディアなのか

見分けられますか?」

 

と聞かれて・・・納得したのを覚えています。

 

 

 

このように、

成功の裏には多くの失敗があるものです。

 

僕もこれまでに

何度と無く失敗をしてきましたが

それらのおかげで、今があるのだと思っています。

 

 

まぁ・・・

失敗した直後は、この先に成功があるんだ!

なんて思えないものですけどね。

 

でも、そんな時に

「諦めるな、必ず成功するから続ければいいんだよ!」

って言われたとしたら

どれだけ心強かったでしょう・・・

 

 

 

ビジネスで失敗すると

「また、やり直せばいいんだよ!頑張れ!」 

という人よりも

「何やってるんだ!どうするんだ!」

「もう、何もしなくていい!おとなしくしてろ!」

という人のほうが多いです。

 

 

失際に僕も、そういわれて来ました。

 

そんな時って本当に落ち込むんですよね。

 

それなのに、更に追い討ちをかけられて・・・

 

 

日本の自殺率の高さの原因は

こういうところにあるのかも知れません!

 

 

日本にはまだまだ

失敗した人が立ち直る環境が少ないのかも知れません。

 

 

でも、あなたは安心してくださいね!

 

9回の失敗を超えなければ

1回の成功を掴めないのだとしたら

まだ、あと8回も失敗しないといけないんです!

 

 

野球に例えるなら

1回の攻撃で諦めるようなもんです!

 

野球を知っている人なら

そんな人は居ないって解るでしょ?

 

 

9回まで戦うのが野球ですが

ビジネスも本当は野球と同じなんですけどね

 

 

ユニクロでさえ、一勝九敗だと理解できれば

僕たちは、1勝20敗でもおかしくないんです!