入庁式の訓示の中で、静岡県の川勝平太知事が職業差別を意図するような発言をした問題。


先ほど、川勝知事が県議会議長に退職届を提出したという。


発言の内容について、記者が指摘すると知事が気色ばむ場面もあった。


売り言葉に買い言葉といった感じで、知事辞職を明言して、本当に辞職してしまった。


やはり、無責任という印象が否めない。


リニア中央新幹線問題についても、JR東海側を批判するばかりで建設的な対話をしようとする意思が全く見られなかった。


これには、国土交通省を始め、近隣の県からも憂慮や批判が出ていた。


早稲田大学の元教授であり、学内では高い評価を受けていた人物。


しかし、実際に政治をやらせるとワンマンぶりに度が過ぎた部分もあった。


学者に政治をやらせると碌な事が起きないというのは、古代ギリシャのプラトンの失敗から言われてきたことである。


かつての参院選の応援演説の時には、御殿場市を揶揄するような発言もした。

謝罪会見では給料を返上すると言っておきながら、実際には返上しなかった。


つまり、舌禍は昔からあったわけだ。


次の知事には良識ある人が就任してほしいものである。