「鉄の肺」と呼ばれる大きな金属製の人工呼吸器内で70年以上過ごし、ギネス世界記録保持者でもあった米国人男性ポール・アレクサンダーさんが11日、亡くなった。78歳だった。死因は不明という。米CNNなどが伝えた。


6歳でポリオに罹患し、以降鉄の肺の中で生活する人生を送ってきたが、その後呼吸方法によって、数時間だけ鉄の肺から出て活動できるようになったという。


その間、大学で学位を取得し、法廷弁護士を30年間勤め上げたというから、本当に素晴らしいというしかない。


人間、どんな大変な状況に置かれても努力を積み重ねれば、運命を使命を変えることができるということを、アレクサンダーさんは実証したのである。


偉大な人生に最敬礼!

心よりご冥福をお祈りします。