4年に一度、2週間おきに施行される統一地方選挙の後半戦が本日告示となった。


一般市と東京23区の首長または議員選挙が実施される事になるが、我々にとっては最も身近な市区町村の未来を決める選挙というわけで、その意味でもとても重要な選挙であると言える。


しかしながら、若者を中心に選挙離れが加速しており、彼らに如何にして政治に関心を持ってもらうかが大きな課題となっている。


昨日、選挙演説の直前に爆弾を投げ込まれた岸田首相も、予定通り各地の応援演説を継続している。


一見すると、その自身の危険を顧みない行動に訝しく感じられる部分もあるかも知れないが、選挙は民主主義の根幹であり、主権者である国民の意思を表明する最も大きな権利行使である以上、政治家は命懸けで選挙活動を継続しなければならないのである。


そこに岸田総理の強い決意と使命を感じずにはいられなかった。


戦後77年、日本が平和国家として社会の繁栄と経済の進歩を実現できたのは、結果的に政治がそれなりに上手く機能してきたからに他ならない。


しかし、その先の未来もまたそうなるとは限らないので、一回一回の選挙において、しっかりと自分の権利を行使して、意思表明をして行かなければならない。


私も初めて投票に行った20歳の頃と比べると、それなりに政治について学習し、政治に対する自分自身の考えをある程度持てるようになってきた。


投票権は18歳以上の日本国民であれば、誰でも投票する事ができるが、自分の意思表明はこの世の中において自分にしか出来ないことである。


そういう意味においても、与えられた権利をしっかりと行使し、この機会に政治のあり方やこの国の未来について、考えてみる機会として未来の自分に繋げてまいりたい。