中国大陸からの大規模な黄砂流入により、東日本を中心に各地で顕著な被害が出た。


とくに北海道では車などに砂塵が付着するなどして、洗車をせざるを得ない状況になったり、砂塵を吸い込むことで呼吸器に不調を訴える人も出たようだ。


こちら群馬でも上空が薄い黄土色に染まるなどして、明らかに黄砂が飛散している状況を窺い知ることができた。


私自身も今年1月以降、コロナの後遺症で咳き込む事が多くなり、その後花粉症の時期を迎えて大変苦しめられたばかりの状況であり、そのうえ黄砂がpm2.5を伴って飛散してきたとあって、昨日からかなり咳き込むようになってしまった。


さいわい、清肺湯の服用によって何とか突発的な咳き込みを抑える事ができているものの、今後も黄砂が飛来するたびにこんな目に遭わされるとするなら、まさに泣きっ面に蜂の状況である。


中国大陸の遥か西方、シルクロードで名高いタクラマカン砂漠やゴビ砂漠より黄砂が大量に舞い上がりながら、日本海を越えて日本まで飛散してくるのだから、相当な量を伴うに違いない。


事実、北京を始めとする中国の各都市では、黄砂の大量飛散によって視界は著しく遮られて都市機能が麻痺する事態となっている。


砂によって東アジア各地は覆いつくされ、その被害はいつまで続くのであろうか。

まずは黄砂がこれ以上飛散しないことを祈りつつ、今後の状況を見極めてまいりたい。