台風が漸く過ぎ去りましたが、一日経ってまた雨が降り始めました。
しかし、今回の雨は穏やかな雨で、秋霖の風情があります。

今日は前橋市北部にある大室公園にやって来ました。

赤城山南麓に位置する大室公園は、大室古墳群という古墳の数々が園内に存在し、それぞれの古墳を眺めながら園内を回遊できる仕組みになっており、日本の歴史公園100選にも選ばれています。





以前に紹介した高崎市にある「上毛野はにわの里公園」に比べると、自然のままの状態を生かしているという感じですね。
ところどころ、除草しないせいで伸び放題になっている場所もありました。


園内には風変わりなオブジェが沢山配置されています。
おそらく、この公園が出来た当初は、これらのオブジェのコンセプトを明確に理解できたのかも知れません。

しかし、時が流れ、ところどころ機能が失われてくると、その意味するところが分かりにくくなるものです。



ストーンヘンジを彷彿とさせるような石の列柱がたびたび現れてきます。


釣り人を模したオブジェ?



古墳の上に配された埴輪は最近になって置かれたものです。しかし、本物の埴輪も出土しており、中には円筒形の人面埴輪という珍しいものも発掘されたのだとか。


公園の真ん中には五料沼という大きな沼があって、冬季以外の期間については釣り場が開放されています。
時折、ウシガエルの低いうなり声や鴨騒がしい鳴き声などが聞こえました。

ネーミングライツの関係で、今は「日本キャンパック大室公園」というのが正式な名前だそうです。
日本キャンパックは、缶ジュースなどの調合、充填、包装、物流までを一括で行っている会社です。

なので、園内には多くの自販機が設置されていました。



私たちが釣り場を眺めていると、何処からともなく猫がやって来ました。
気がついたら目の前で毛づくろいをしていました。


一体何処からやって来たのでしょうか?


猫の方からニャーニャーと鳴きながら近づいてきてくれました。
とにかく人懐っこい猫でしたー。




コスモス畑、とても綺麗でしたが、台風の影響で押し倒されていました。



M-1な古墳。


撮影地:群馬県前橋市西大室町