真実の明星結果的に雪は降らなかった。大山鳴動して鼠一匹にも満たなかった。それはそれはで良いし、雪を降らせようとか降らせまいとか、そんな人智を超えた事にいつまでもかかずらう必要もない。朝焼けの月と明星を眺めながら、真実だけが空に懸かって輝いているように思えた。