この日、やって来たのは千葉市幕張。
幕張と言えば有名な幕張メッセがありますが、他にもこの周辺には研究機関や学校なども多く点在しているんです。

マニアックなところでは、放送大学の本部も実は幕張にありまして、テレビやラジオで流れている講義はすべて幕張(厳密には美浜区若葉)にある本部から放送しているのです。

実際に放送大学本部に行って見ると、ご覧のような大きな電波塔が立っていましたー。





そんな放送大学ですが、組織としての正式名称は放送大学学園と言うらしいです。
なぜなら、放送大学学園法という法律に基づいて設置された特殊な大学だからです。

国が作ったから国立大学と思われるかもしれませんが、位置付けとしては何故か私立大学らしいです!
そこらへんは、よくわかりませんがね。

案内図を眺めると、敷地内には研究施設や図書館、セミナーハウス、学生会館、グランドなど、一応ふつうの大学と似たような施設は揃っているようですね。




しかし、大学生活の楽しみと言ったら、なんと言っても学食ですよ、学食。
放送大学には果たして学食は存在するのか?
この謎を突き止めるべく、私は施設内をぐるぐる回りながら何とか学食に辿り着いたのでしたー。

学食の名前はその名も「食堂Q」。
確かに謎解きの果てに見つけるに相応しい名前でありました。




ちゃんと今日のメニューがディスプレイされていましたね。
A定食は肉じゃが、B定食は鳥の唐揚げとなっていたので、迷わずB定食を選びました。


お客は学生の他にも研究機関で働く研究者などが多かったです。
お盆を持って並び、小鉢やサラダを取りつつ、メインのおかずをもらうというセルフシステムですね。




これがB定食です。
唐揚げは黒胡椒がかかっていて、スパイシーで美味しかったです。欲を言えばもう少し温かければという感じです(=´∀`)

意外に美味しかったのは小鉢でした。ほうれん草のお浸しに茹でた大豆が和えてあったのですが、ダシが効いていてなかなか侮れない一品でした。



なお、このお店、平日の11時半から1時半までしか開店していません。

一日二時間の営業で経営が成り立つのか少し心配になりますが、研究機関にある食堂ですから、やはり客のニーズに合わせた必要最低限の営業にしているんでしょうね。


食事したら何だか元気になったわ。