これまた最近知り合った友人のすすめで「逃げるは恥だが役に立つ」をはじめから観ることにした。
二年前に爆発的ヒットしたドラマだけれど、当時ドラマというものに興味が無かった私は職場の同僚に強くすすめられるも袖にしていたのである。
今回ほとぼりが冷めた時期にDVD を借りてコソコソ見始めた訳で、それが案外面白くてこの勢いなら全話見ることが出来そうな気がして来た。
この「逃げるは恥だが役に立つ」という言葉であるが、津崎平匡の話によればハンガリーに存在するコトワザなのだそうだ。
就職に失敗してトラウマを抱える女性と、仕事は出来るが恋愛は奥手の男性が、契約結婚という労働関係によって奇妙な同居生活を始めるというもの。
二人とも学歴が高く、恋愛的な感情を表に出す事が苦手であるがゆえに婉曲的な手法で共同生活しているように見えた。
このような風変わりな価値観を持つもの同士の恋愛物語が社会に受容される所以は、こうした恋愛観もまた有りであるという風潮が紛れもなく存在しているからに他ならない。
ともあれ二人は自分たちが築いた風変わりな生活の中で、本来の恋愛感情の衝動を駆られながら少しずつ距離を縮めていき、やがて本当の結婚へと近づいていくのである。
一見すると瓢箪から駒が出てくるような展開に見えるが、実際には様々な困難を乗り越えていく中でお互いを信頼する気持ちが距離を縮めるための原動力になっているような気がするし、そこにリアリティが存在するように感じた。
ともあれ、GEOの宅配サービスを利用して第二巻も借りたいと思っている。