連休中の渋谷。
GWで外出する人と言うのは何であんなに混雑している時に敢えて行こうとするのか。
そんな疑問を昨日まで持っていた私が、今日には東京渋谷のスクランブル交差点に佇んでいるのだから、私という人間は本当に理解しがたい。
しかし、人波の一部となって大都会の人の渦を構成するという試みもあながち避けるべきではないような気もする。
結局、いくら一人で生きれると虚勢を張っても、所詮は一億分の一を構成する一要素に過ぎない自分を見つめる必要がどうしても出てくるからだ。
渋谷で人波を体感した私はお江戸日本橋へ。
完全に土産を買うためだけに立ち寄ったのに、この堪え難い暑さを体感して歩くのが嫌になるくらいであった。
首都高が日本橋を覆うようになってから、なんと悲しい風景になったのかと思う人は多いと思う。
私も今までその一人であると思っていたが、この日に限っては首都高のお陰で良い日陰が出来たと有難い気持ちになった。
日本橋も再開発の影響で知らない間に超高層ビルが建っていた。何万もの硝子窓が太陽光を反射して光り輝いていた。
都会を構成するコンクリートやアスファルトは、輻射熱を蓄積して歩く者を熱で苦しめている。
今年初めて感じた東京砂漠の暑さであった。



