この季節としては珍しい冷たい寒気の影響で大気が非常に不安定な様子。

とくに午後から断続的に驟雨に見舞われ、今年になって初めて雷鳴を聞くことになった。

大地に激しく打ち付ける雨粒はとても大きくて、あまりに硝子戸を激しく叩くのでおちおち読書も出来ないくらいであった。

それが三度もである。

黒雲と晴れ間が交互に現れて何とも不思議な世界に包まれていた。

前線の通過を分かりやすく教えているような気さえした、そんな五月三日の午後であった。