日本未来の党が分裂するらしい。

いずれ瓦解することはわかっていたが、衆議院総選挙からまだ半月も経たないうちに分裂するとは思っていなかった。

改選前60余りあった議席は僅か9にまで減ってしまった。嘉田代表の責任であることは間違いないが、どぶ板選挙で数々の当選劇を演出してきた小沢氏のパワーも今回の選挙では発揮できず、小沢王国と言われる岩手県でも辛酸を舐める結果となった。

小沢氏が子飼いにしていた達増岩手県知事の妻まで落選する始末であり、陸山会事件で無罪を勝ち取りながら信頼を得られないというのは小沢氏にとっても大きな誤算であったに違いない。

嘉田氏との連携はお互いにとって都合が良かったのかもしれないが、付け焼き刃の野合政党という印象までは拭えなかったようだ。

小沢氏の意図が奈辺にあるのか全く首を傾げたくなるような日本未来の党結成劇であった。

そして今回明らかになったのは小沢の力の衰退である。

まさに尾羽打ち枯らした感がある。

政界の壊し屋の退場もいずれ国民が判断するときが来るだろう。そしてその日はかなり近いような気がする。