「亜麻色の髪の乙女」という曲がある。

この曲で最もイメージされるのが島谷ひとみが2002年にリバイバルヒットさせた「亜麻色の髪の乙女」だと思う。


この曲はもともと1968年にヴィレッジ・シンガーズというグループ・サウンズが歌った曲であり、島谷のリバイバルヒットを受けて再注目を集めたりもした。


また、この年の夏、長野県御代田町で開催された「信州御代田龍神まつり」の前夜祭で、ヴィレッジ・シンガーズのヴォーカル、清水道夫氏の名を騙った男が清水氏に成りすましてカラオケ大会の審査委員長を務め、同曲を熱唱した挙句、謝礼15万円を騙し取るという奇妙な事件も発生した(当時ワイドショーで犯人が熱唱する様子が何度も流されていたが、歌唱力はプロ級であった)。


ただ、「亜麻色の髪の乙女」という曲は実はこの曲だけではない。

むしろ世界的に有名なのはクロード・ドビュッシーのピアノのための前奏曲に収録されている「亜麻色の髪の乙女」(La fille aux cheveux de lin)の方だと思われる。

静謐感と哀愁漂う旋律がとても心地よい曲で、個人的にはこっちの「亜麻色」の方が好きである。


ところで、「亜麻色」とはどんな色だかご存知だろうか?
「亜麻色」とは亜麻という植物の繊維の色であり、「黄みを帯びた茶色」のことを指すらしい。


髪の毛の色を指す表現としてよく使われているが、金髪よりも色を抑えた「栗毛」に近いイメージの色だそうだ。


ちなみに亜麻という植物は上記のとおり茎の繊維を用いてリンネル製品や、帆布、テント布に用いられてきた。

一方、亜麻の成熟した種子からは「亜麻仁油」が得られる。

この亜麻仁油、代表的なω-3脂肪酸であるα-リノレン酸をはじめとする不飽和脂肪酸に富むことから近年「ヘルシーな油」として注目を集めている。


また、亜麻仁油は俗に「アレルギーによい」「骨粗しょう症によい」「糖尿病によい」「心血管疾患によい」「がんによい」などといわれているが、現時点では明確な科学的根拠が得られていないらしい。


それからもう一点、亜麻仁油は「ヨウ素価」が高い油脂としても知られている。「ヨウ素価」とは、油脂100グラムが吸収するヨウ素のグラム数をいい、不飽和脂肪酸が多いほど大きな値になる。


ヨウ素価の高い乾性油は、空気中の酸素と結合しやすい性質を持つため、酸化熱を発生させ、その酸化熱が自然発火の原因となるのである。


以上のことから、亜麻仁油は消防法上の第4類危険物「動植物油類」に属する代表的な油脂として知られている。実際に亜麻仁油による工場火災の実例もあることから、ウエスに染み込ませたまま放置しておくとか、そういうことは避けた方が良さそうだ。



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