昨年の夏の事であったが、うちの庭先に黒っぽいヘビが地面の上を這っていた。

長さはやや短くずんぐりしているような感じであった。

あとあと調べたところ、その蛇は「ニホンマムシ」の特徴によく似ていたのでマムシだったようである。

変に近づいたり、無理に追い出そうとしなくて良かったと思ったが、我が家の周辺にまで毒蛇がウロウロしているというのは何だか少し気味が悪いような気がした。

世界中では年間数万人という人が蛇に咬まれて死亡しているらしい。

日本でもニホンマムシやハブに咬まれる事例が年間200件程度あるそうだ。

蛇の毒には「神経毒」と「出血毒」があるらしい。

神経毒は、コブラ等の毒が該当し、咬まれると運動神経が麻痺し、最悪の場合は心臓や呼吸器の神経が侵されて死に至るようだ。

また、出血毒はクサリヘビ等が該当し、血液の凝固作用が破壊されて、出血が止まらず、血圧低下や内部出血、腎機能の低下等を及ぼし、最悪の場合は多臓器不全で死に至るようである。

もし、毒蛇に咬まれたら、まずは毒を吸い出して毒が体の中枢部へ行き渡らないように措置しなければならない。

まずはとにかく毒を吸い出す事が大切で、毒を吸い出す前に止血をしてはいけない。

毒を吸い出したら、傷口から体の中心部に近い部位をタオルや紐で縛り付ける。

たとえば指を咬まれたら、指の付け根を紐等で縛り付ける。

縛り付けた紐は20分ごとに一旦緩めて血液を洗い流す。

以上のような応急処置をした上で至急医師の手当てを受けるようにしなければならない。

ただし、病院に急行する場合、患者本人を走らせたりすると、急な運動によって心拍数が上がり、毒が全身に行き渡り易くなるので注意が必要である。

病院で血清注射を受ければ一安心だが、たとえ死を免れても毒の作用により体の部位が壊死したり、障害を背負う事になったりする場合もあるので出来るだけ早く適切な処置をすることが大切になってくる。

蛇には顔にピット器官という赤外線を感じる器官があるので、体温を感じると獲物だと思いそれに向かって咬みつく習性があるそうだ。


これから気温も上がり蛇がねぐらから出てくると思うのでくれぐれも毒蛇には気を付けましょう!



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