1個たったの10円モーター。百均艦隊第15番艇改造工事開始 | 百均艦隊

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100円ショップで手に入る材料を中心に作る紙製ラジコン模型船づくりをご紹介。

マンタロウです。


おはようございます。

この週末は、息子の野球チームの手伝い(球ひろい)やらで、けっこう体を動かしていました。

おかげで、あちこち痛みが。。。


さて、今日は百均艦隊の中でも、もうほとんど忘れ去られた感のあった、第15番艇であります。


百均艦隊-百均艦隊第15番艇


いまだ現役でがんばっている、14盤艇、17番艇と同時期に建造されたのですが、トイラジの回路故障事故後、放置状態が続いていました。(おそらく1年以上かな)


全長680mmの船体にはマブチの280モーター、2基2軸、既製品スクリュー20mmなので、両軸とも左回転。


当然、反トルクもありましたし、パワー的にはイマイチだったわけです。


そこで、今回はこれを改造し、復活させようという計画。

はたしてどうなることやら。。。



●1個10円!!の370モーター


今回、そもそも復活させようと思ったきっかけは、ヤフオクで入手した、1個20円(販売では2個セット20円)という格安の370モーターであります。


百均艦隊-RF-370C


370モーターは280モーターとサイズが同じなので、第15番艇への換装が簡単だろうということであります。

実際には、ネジ穴位置は同じでしたが、ネジ径が違ったりしましたが。(結果的にRF-370Cは3mmネジだったので扱いやすかったです。380SHは2.6mm)

百均艦隊-RF-370C


安いので、40個調達してあります。(100個にしようか迷ったのですが。。。)

規定電圧は6Vですから、まあ扱いやすいですね。


モーター用テストベンチを使ってテストしたところ、このモーターはかなりのトルク型のようであります。

回転数は高くありませんが、30mmのスクリューを付けて水中回転させてもグイグイと回ります。

派手さは無いけれど、力持ちという感じで、ちょっと期待できそうです。


また進角はゼロのようですので、左右回転どちらでも問題なく使えそうです。

これなら、スクリューを自作すれば、左右逆相回転タイプにすることができます。


このクラスでは、タミヤのタムテックギアモーターが有名で、パワフルに回りますが、進角付きなので、逆回転が難しいというのが問題。


このモーターは、タムテックほどのパワーはありませんが、進角を気にせず使えるのがメリットですね。


ちなみに、このモーター、在庫があるようで、まだヤフオクで手に入りますよ~。



●改造前の状態


百均艦隊-百均艦隊第15番艇


まずは現状の写真です。

モーターは隣り合わせでセットされています。

水冷パイプを回す余裕はありませんので、今回も水冷化は見送り。

写真左の黒いボックスは、トイラジのステアリングユニットを使ったラダーサーボです。

これはこれでなかなか良くできていたんだけどなぁ。。。

ちなみに、ジョイントは息子の縄跳びひも。

ドリルで強引に穴あけして作ったものでした。



百均艦隊-百均艦隊第15番艇


モーター台です。真鍮板0.5mmくらいかな。



●改造開始

百均艦隊-百均艦隊第15番艇

モーター換装だけでは面白くないので、スタンチューブの交換をすることにしました。

建造当時の当艦隊にはスタンチューブの技術も乏しく、2mmシャフトに対して、内径2mm外径3mmのパイプをストレートに使っただけ。(スタンチューブとは言えない状態)

ここはやはり最新?の技術で交換しましょう。


上の写真は、旧チューブを取りはずすために、船底部を切っているところ。

こういう時に、超音波カッターがたいへん便利であります。

チョイ~ン?と切れます。(実際にはジュワーですが。。。)



百均艦隊-百均艦隊第15番艇


スクリューの自作をしようと思っていたのですが、ありました。

先般、習作したものが。。。

他への使い道も考えてはいたのですが、まあいいでしょう。これもらった!



百均艦隊-百均艦隊第15番艇


最近、良く作っている?ベアリング入りスタンチューブを作ります。

材料となる真鍮パイプ群。

パイプカッターのバリとりが面倒ですよね。

当艦隊工場では、ミニルーター君が大活躍します。



ベアリングは、620サイズ(外径6m)のミニ四駆用オプションパーツを使いました。


百均艦隊-百均艦隊第15番艇


というわけで、あっという間にスタンチューブ完成。

この作業には、だいぶ慣れてきました。



百均艦隊-百均艦隊第15番艇


モーターにはノイズキャンセル用にコンデンサーを取り付け。



百均艦隊-百均艦隊第15番艇


モーター配置を考えたのですが、

スクリューシャフト間隔が広くなるので、思い切ってモーター台を分割。



百均艦隊-百均艦隊第15番艇


こんな感じになりました。



百均艦隊-百均艦隊第15番艇

ちょっとスクリュー径が大きすぎますねぇ~。

まあ、いいでしょう。

紙製スクリューであるという、自己主張のある姿。。。


浴槽試験では、やはりグイグイ感のある推進力でした。


すこし、艤装関係に手を入れて、見栄えも変えてみようと思います。



他にも建造中のものがたくさんあるのに、また寄り道してしまいました。。。


ではまた。