<<<はじめに>>>

今回は会社同期からのご相談です!

奥様は他業種の方で勤務先は都内となります。

40代前後までには神奈川県・葉山に戸建てに暮らすことを目標としており、このまま賃貸に住み続けるべきかマンションを購入すべきか悩まれているそうです。


前回の記事はこちら





<<<属性>>>

勤務先:大手航空会社と大手メーカー

勤務地:旦那様/羽田空港or成田空港 奥様/都内

家族構成:ご相談者様と奥様

世帯年収:2000万円〜

ご年齢:30歳前後

出社頻度:シフト制

その他:車あり




<<<資産状況>>>

現金:約500万円

金融資産:約500万円

保険:社会保険+ロスオブライセンス

ローン:なし

家賃補助制度:扶養家族いる場合のみ適用

賃料:約15万円




<<<希望条件>>> 

交通:最寄駅徒歩10分以内

予算:1億円以内

広さ:70㎡以上

間取り:2LDKor3LDK

エリア:鎌倉・湘南・葉山・辻堂など海が近い場所

売主:希望なし

マンション:可能な限り新築を希望

その他:車は必須。趣味である釣りを中心とした暮らしができること




<<<ご提案>>>

ご提案できる選択肢は主に3つだと考えております!

資産形成を優先するのかライフプランを優先するのかで判断が異なってきます。


1.現時点で葉山に戸建てを購入する

もともとの希望エリアである葉山で戸建てを購入し、住宅ローンを返済しながら新NISA年の枠を埋めていく形です。

(この場合、葉山の戸建ては首都圏のマンションに対し資産性は維持しにくいと予想されます)


明確な希望エリアがあり、「戸建て」での暮らしを望まれているのであれば、なるべく早くポジションセットしてしまうのが良いと私は考えております!


理由としては「戸建て」は思い出の側面が強い不動産だと考えているからです。

一般的なデータとして「戸建て」と「マンション」では「マンション」の方が資産性を維持しやすいと言われております。(エリアや駅からの距離によっては異なる場合もあります)

ただ「戸建て」には「マンション」では実現が難しい部屋数の多さや居住面積の広さ、土地があることがゆえの自由度などがメリットとしてあげられます。!

資産性ではなく、他の面での恩恵が大きい「戸建て」だからこそ1日でも早く、家を建て暮らし始め、生活し、その恩恵を享受しながら家族との思い出を育んでいくことが一番良いと考えております!






2.扶養家族ができるまで賃貸マンションに住み続け、子供ができた後は家賃補助を受ける


来年から始まる新NISAの枠を埋め、現在の家賃15万円で生活を続けます。扶養家族ができた場合は家賃補助で6割負担(5年間)してもらい、家賃補助がもらえなくなるタイミングで葉山に戸建てを購入する流れになります。

不動産を購入しない分、機会損失になり得る可能性はありますがリスクも少なく確実に資産を増やしていくことができます。




3.予算内で資産性の高い不動産を購入し、家族構成変化のタイミングで葉山に戸建てを購入する

(売却した後に扶養家族がいるのであれば一回、賃貸を挟み家賃補助を受けるのもあり)


金融資産への投資元本は確保しつつ、不動産を購入するというものです。くどいようですが新NISAは無理のない範囲で活用すべきと私は考えているので、そこの軸はブラしたくありません。無理のない範囲で可能な限り年360万円の枠を埋めつつ、首都圏の資産性の高い不動産を狙っていきます。


下記にご相談者様に合う2024年販売予定の新築マンションについてご紹介させていただきます!




<<<新築マンション>>>


THE TOWER 湘南辻堂

売主:リストデベロップメント

総戸数:196戸(一般販売対象外住戸24戸+店舗11戸)

構造:高層棟/地下2階地上29階建

低層棟/地上3階建

交通:JR東海道本線・湘南新宿ライン「辻堂」駅まで徒歩2分(直結)

駐車場:57台(機械式) 設置率29%

引渡:2025年11月中旬・2026年2月下旬予定



辻堂駅直結のタワーマンション「THE TOWER湘南辻堂」です!


やはり駅直結タワーマンションの資産性は強いです。過去のデータをみても首都圏駅直結マンションは値上がりをしています。

辻堂はJR東海道本線とJR東京上野ラインが通っているため、横浜市や東京駅、渋谷駅、新宿駅、品川駅などの都心主要駅まで乗り換えなしでアクセス可能です。

また、鎌倉や逗子、葉山なども近く、車で約30分の距離となっております。都心へのアクセスもよく休日は海や鎌倉エリアで過ごされたい方には魅力的なマンションだと思います!


駅距離など含め全ての希望条件を満たしているマンションの一つなのではないでしょうか。

駐車場の設置率が29%と多くはありませんが購入するお部屋によっては優先権が付いてくると思いますし、万が一外れてしまった場合でも近くに月極駐車場があるので問題はないのかなと思います!


価格についてはまだ一切の情報が出ておりませんが予算1億円であれば十分な広さのお部屋が購入できると思います!


ここで大切になってくるのが家族構成が変化したとしても手狭にならない居住面積を確保しておくということです。不動産を所有した際、市況が悪いタイミンでの売却は最も避けたいところです。そうならないためにも狭すぎず、広すぎないお部屋を選んでおくと後悔する確率がグッと減ります。


引き渡しが2025年11月になりますので現時点より2年間は賃貸に住み続け、貯金+新NISAの枠を埋めていき、引渡後は住宅ローン+新NISAという形が良いと思います。


家族構成が変化したときは、その時の不動産市況も考慮しながら、そのお部屋に住み続けるのかor売却して葉山に移住するのかor一度、賃貸を挟み家賃補助を受けるのか、という流れになります!




<<<まとめ>>>

新NISAの1800万円を35年間・年利3%で運用した場合、約5000万円になっております。従って、まずは可能な限り、無理のない範囲で1800万円の枠を使いきることに重きをおいて欲しいな〜と思います!

ただ無理はせずストレスのない範囲で投資するのが一番大切です!!


そして、その上で「賃貸」なのか「戸建て」なのか「マンション」なのか判断していただければと思います。特に今は日銀の政策も転換期を迎えそうなタイミングですので、慌てて資産性の低い物件や相場より高い物価を購入することは避けて欲しいなと思います!