【SBI新生銀行•住宅ローン0.19%】
<<<はじめに>>>
東京23区の平均マンション価格が億を超える時代です。住信SBIネット銀行が50年ローンを開始するなど、各銀行は様々な方法で住宅ローンを通して顧客を確保しようとしています。昨今はネット銀行も低金利のため人気ですが、そのうちの一つであるSBI新生銀行より変動金利0.19%の新商品が開始されました。(期間付きのキャンペーンとなります)
<<<条件>>>
・借入金額
=1億円以上(ペアローンで合算した額が1億円以上なら可)
・申込期間または契約
=2024年2月25日まで(融資実行は2024年3月29日まで)
<<<住宅ローン内容>>>
・種類
=変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>
or変動金利(半年型)タイプの2種類あります。
=変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>と変動金利(半年型)タイプの違いとしては最終的に適用される金利が異なります。
加えて、事務手数料が異なってきます。
SBI新生銀行では「安心パックシリーズ」(全部で3種/安心パック•安心パックW•安心パックS)があり、変動金利を選択すると「安心パック」のみ付けることが可能です。
「安心パック」を付けると変動金利(半年型)タイプは事務手数料が11万円の定額になります。
一方で、変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>は「安心パック」を付けたとしても事務手数料は融資金額×2.2%が適用されます。
・基準金利
=年1.55%
・適用金利
=-1.13% 変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス> 1.55%-1.13%=0.42%(下記写真.1)
ここからキャンペーン期間中に1億円以上借入れる場合、0.42%-0.23%=金利0.19%となります。
=-0.9% 変動金利(半年型)タイプ
1.55%-0.9%=0.65%(下記写真.2)
(SBI新生銀行HPより引用 写真.1)
(SBI新生銀行HPより引用 写真.2)
・保険
=保険については以下の通りです。基本的に低金利でローンの借入をしたい場合は一般団信のみになります。(死亡または高度障害のみ住宅ローン0円というものです)
保障内容を手厚くしたい場合はガン団信などを付けることも可能ですが、それであれば他行を検討することをオススメします。
・その他
住宅ローン変動金利を利用する際、よく耳にする5年ルールと125%ルールが適用できません。
リスクヘッジの一環として存在している制度ですが、5年ルールと125%ルールが必要という方はSBI新生銀行は検討外になります。
<<<まとめ>>>
都心不動産価格が高騰しているため多くの銀行が金利争いをしております。その中でもSBI新生銀行が金利0.19%という低金利を打ち出してきましたが、それに伴い保険内容が手薄いことや5年•125%ルール適用不可などデメリットも存在します。
ご自身の健康状態や収入状況、ご年齢、今後のライフプランなど総合的に勘案し判断していただければと思います。