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「こころ」に書き写す言葉/安岡正篤 24147
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★★★★★
5年ぶり2回目。
安岡正篤先生の名言、至言が
ぎゅっと絞られて一冊の本になっている。
思考の三原則
第一原則 目先にとらわれず、できるだけ長い目で見る
第二原則 一面だけ見ないで、なるべく多面的、
出来れば全面的に観察する
第三原則 枝葉末節に走らないで根本的を見る
に登場する思考の三原則が更にシンプルになっている。
グロービスの講義などでも度々ご紹介している
安岡正篤先生の思考の三原則だが
これを改めて読み返して
「目的意識」に直接触れていないことに氣付く。
「何のために思考するのか」は第三に含まれてるのだろうか。。
などと考えながら読んでいたら、最後がこれだった。
何のために学ぶ
――――つねに心すべきこと
我々は、何のために学ぶのか。
何のためでもない。学ばなければならないから学ぶのだ。
学ばずにはいられないから学ぶのだ。
学問の第一義は、道心の長養でなければならぬ、
道徳の発揮でなければならぬ。
全く安岡正篤先生の仰る通りだ。