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★★★★★
社長って大変だな~と改めて思う一冊。
それは、人前では、「商売人です、毎度ありがとうございます」と
言うているけれども、内心では、
すこぶる高く自分で自分を評価しているんです。
総合芸術家なんだと。
だから、その評価に値するだけの苦心なり、悩みがある。
これが経営者というものの本来の姿ですわ。
そういう誇りと、その誇りに伴うさまざまな苦難というか、
苦悩というものは、〝味わい〟をもっている。
そう考えることができないで、苦労がいやだというのなら、
最初から経営者にならんほうがいい。
こう言いたいな、ほんとうのところ……
このあたり本音が滲みでているな・・・
学問と知恵とちょっと違うように思うんですな。
どうでしょうか。
学問は教えたら教えられるんですね。
私は、経営学というものは、教えることもできるし、
習うこともできると思うんですね。
しかし、経営というものは教えることもできないし習うこともできない。
それは道場において自得するもんやと思うんです。
「経営の神様」が「教えられない」とおっしゃることを
グロービスでは教えようとしているのだ。
改めてその難しさと責任を感じる。