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1,485円
★★★★★
3年ぶり2回目。
幻想でしかないAIと
それを迎え撃たなければならない、
教科書も読めない子供たちと。
改めて読むとかなり悲観的な本なのだが
あまり暗くならないのは著者新井紀子さんが明るいだからなのかな?
・・・ということもAIは感じないのかぁ。
言語化し数値化し測定し数理モデル化するということは、
つまり「無理にかたづける」ことなのです。
かたづける腕力を持つのと同時に、
そこで豊かさが失われることの痛みを知っている人だけが、
一流の科学者や、技術者たりうるのだと思います。
私が一流だから、では無いけれど
マーケティングや経営戦略を教える際、武道を教える際に
これはよく感じることだ。
分かりやすく他人様に伝えることと、
自分自身で掴み取っている意味、
はトレードオフの関係にある。
いつの日かこの痛みを感じなくならないように。