『下町ロケット ゴースト/池井戸潤 19303』

★★★★★

下町ロケットシリーズ、第三弾。

図書館の予約の都合で、第四弾の

を先に読んでしまったが、

「ヤタガラス」でのいろいろな背景、しがらみが

ようやくわかった（苦笑）。

池井戸潤さんの著書には珍しく、

ハッピーエンドとは言い切れない、この「ゴースト」。

　「これが上場企業だったら、常に右肩上がりの成長を

　　もとめられるでしょうけどうちは違いますからね。

　　成長のために道義を曲げることもなく、

　　こんな馬鹿正直な会社があってもいいんじゃないですかね。」

最近、自分のビジネスでも

「利」と「義」を選ばねばならない様なことがあった。

馬鹿正直上等、迷わず「義」を選んだ。

でもどうにか両立できる道は無かったのか。

ORではなくANDということは出来なかったのか。

そんなことを本書を読みながら思う。

年間365冊×今年20年目　合氣道場主兼投資会社・コンサル会社　オーナー社長兼グロービス経営大学院准教授による読書日記