人生で起こること すべて良きこと/田坂広志 19070 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

人生で起こること すべて良きこと/田坂広志 19070


今日で東日本大震災から8年。
亡くなられた大勢の方々の為にも、
日本にとって最大の逆境を越え
意味のあるものにすべく、読む。

そんな大きな心意氣で読み始めるも
文庫本化したものも含めて四回目だが、
今回は何だか自分の最近のダメさばかりが感じられる。
「何だかテクニカルな話が多いナ」と
前回まで感じた覚えがあるが、
そんなことないことにやっと氣づく。

 「厄介なエゴ」に処する「ただ一つの技法」

 「他者への嫌悪感」の本質は「自己嫌悪」である

 「好きになれない人」を、好きになる技法とは何か

 なぜ「病」とは「良き知らせ」なのか

などなど、心に沁みる様だ。
昨年の大怪我、するべくしてしたのだ。
あんなに大転倒したのに、
こうして生きていられるだけで有難い。