古事記及び日本書紀の研究/津田左右吉 18205
- 古事記及び日本書紀の研究―建国の事情と万世一系の思想/津田左右吉
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新聞での広告や書評などで興味を持ち、
図書館の予約でも随分と待った。
期待値が高過ぎた為か、
「え、だから?」という率直な感想。
おそらくきっと「発禁の書」というのが
とても魅力的だったのだろう。
確かに昭和15年ごろからしたならば、
「記紀は物語であって歴史書ではない」
などと言ったらエライことになったのだろうけど。
「この時代にこんなこと書いちゃった」
というところが凄いところなのかも。
こんなたとえをしたら大学の大先輩に
怒られるかもしれないけど
昔あった「ビニ本」のようなもので、
「見てはいけない」とか言われると無性に見たくなるけど
実際に見たら大したことないじゃん、みたいなものか(笑)。