人生の五計―困難な時代を生き抜く「しるべ」/安岡正篤 18169 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

人生の五計―困難な時代を生き抜く「しるべ」/安岡正篤 18169

人生の五計―困難な時代を生き抜く「しるべ」/安岡正篤
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★★★★★

8年ぶり。そんなにも読んでいなかったかな?
自分の中の五計を改めて省みる為の
実に良い本で、反省もさせられる。

前から痛み入ってばかりであるが、
「家計」の「父母憲章」がことさら痛い。

 一 父母はその子供のおのずからなる
   敬愛の的であることを本義とする。

 二 家庭は教育の素地である。
   子供の正しい徳性とよい習慣を養うことが、
   学校に入れる前の大切な問題である。

 三 父母はその子供の為に、学校に限らず、
   良き師・良き友を択んで、
   これに就けることを心掛けねばならならぬ。

 四 父母は随時祖宗の祭を行い、子供に永遠の生命に
   参
ずることを知らせえる心掛けが大切である。

 五 父母は物質的・功利的な欲望や成功の話に
   
過度の関心を示さず、親戚交友の陰口を慎み、

   淡々として、専ら平和と勤勉の家風を作らねばならぬ。

 六 父母は子供の持つ諸種の能力に注意し、
   
特にその隠れた特質を発見し、

   啓発することに務めねばならぬ。

 七 人生万事、喜怒哀楽の中に存する。
   
父母は常に家庭に在って

   最も感情の陶冶を重んぜねばならぬ。


うーむ。まぁまぁかなと思えるものもあれば
全く出来ていないものも多く。
子供よりも父母がより学ばねば。