世界神話学入門/後藤明 18091
- 世界神話学入門/後藤明
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確か、ダイヤモンドでの書評を読み氣になったので
図書館で予約したのだと思う。
世界中の神話はなぜそれぞれ似通っていて、
共通点が多くあるという。
大きく分けると二つ。
それはなぜなのか?というところが一番興味があったところだが、
アフリカを祖とする人間の祖先たちが移動するに従い
世代を超えて口伝で伝わっていった、ということの様だ。
それがとても科学的に説明されている。
ただ、それだけなのかな?と。
例えば、この本にもあったけれど、
所詮印象に残り語り継がれる様な着想やストーリーは
ある程度パターンに落ちざるを得なくて、
「それぞれ独自に思いつき生まれたのだけど
長年の取捨選択の中で生き残ったのがそれらだった」とか。
あとは飛躍を承知で言えば、
- 「百匹目の猿現象」を起こそう!―思いをひろげ、未来をつくる/サンマーク出版
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の様に、アイデアは実は空間や時空を超えて
違う人の頭の中に振ってくる、という可能性は無いのだろうか。
シンクロニシティの様なことは無いのだろうか。
世界の大発明でも実は同時に何人も追っかけていた、
なんてことがあるし。
神話にはそのような可能性は無いのだろうか。