週刊ダイヤモンド 7月8日号 ユニクロ柳井正 17201 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

週刊ダイヤモンド 7月8日号 ユニクロ柳井正 17201

週刊ダイヤモンド 7月8日号
ユニクロ柳井正最後の破壊/藤井聡太四段×井山裕太六冠スペシャル対談
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★★★★★

タイトルの通り、創造と破壊を繰り返してきた
ユニクロ柳井正さん。
これほどの成功を遂げてきた創業経営者が
よくもこれほどの自己否定を繰り返してきたものだ、
と改めて感嘆の声をあげてしまう。

ユニクロの歴史を丁寧に振り返っているのだが、
ユニクロと私の出会いは1994年、
震災前の西宮店とはっきり覚えている。
当時はセレクトショップで確かに安くつい買いこんでしまうけど
数回洗濯するとすぐに襟袖がヨレニヨレになって
「安物買いの銭失いとはこのことか」
といたく反省したことがくっきりと思い返される。

今回は巻頭特集だけでなく、
囲碁の井山裕太六段と
将棋の藤井聡太四段の対談も実に興味深い。
「AIを駆使した将棋界のイノベーター」というイメージだったが、
まだ中学生なので当然ともいえるのだが、
藤井聡太四段が「AIを使い始めてから1年くらい」
というコメントに驚く。