ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則/ジェームズ・C・コリンズ | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則/ジェームズ・C・コリンズ

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則/ジェームズ・C・コリンズ
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★★★★★

やっと七回目。
もっともっと、本書は何度も読まなければ。

思い返すと最近は「誰をバスに乗せるのか」
に関心を寄せることが多かったが
今回は、ここの原点に戻る。


 第五水準のリーダーシップの二面性

 職業人としての意志の強さ
 ・素晴らしい実績を生み出し、偉大な企業への飛躍をもたらす
 ・どれほど困難であっても、長期にわたって最高の実績を
  生み出すために必要なことは全て行う固い意志を示す。
 ・偉大さが永続する企業を築くために基準を設定し、
  基準を満たせなければ決して満足しない。
 ・結果が悪かった時、窓の外ではなく鏡を見て、
  責任は自分にあると考える。
  他人や外部要因や運の悪さのためだとは考えない。

 個人としての謙虚さ
 ・驚くほど謙虚で、世間の追従を避けようとし、
  決して自慢しない。
 ・野心は自分個人にではなく、企業に向ける。
  次の世代に一層の成功を収められるよう、後継者を選ぶ。
 ・鏡ではなく窓を見て、他の人たち、外部要因、幸運が
  会社の成功をもたらした要因だと考える。
 ・静かな決意を秘めて行動する。
  魅力的なカリスマ性によってではなく、
  主に高い水準によって組織を活気付かせる。

この会社を「ビジョナリーカンパニー」に「エクセレントカンパニー」に
引き上げようとする自分自身が、この第五水準の域に達しているのか?
という強い自責の念に駆られる。

 皮肉なもので、権力にある地位にまでのぼりつめる際に
 原動力になることが多い個人的な野心は、
 第五水準のリーダーシップに必要な謙虚さと矛盾している。
 そのうえ、取締役会には、押しが強い並外れた人物を
 選ばなければ偉大な組織を築くことが出来ないとの
 誤った信念がある場合が多い点と考えれば、
 第五水準の指導者に率いられた組織がめったにない
 理由も簡単に理解できる。


・・・ここも実に難しいところだ。
第四水準のリーダーシップで組織内にて登り詰めつつ、
どこかのタイミングで第五水準に更に飛躍する。
自分にはまだ早すぎるのか。


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