すらすら読める 正法眼蔵/ひろ さちや
- すらすら読める 正法眼蔵/ひろ さちや
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★★★★☆
日本における曹洞宗の租、道元が著した正法眼蔵。
様々な本で引用されているので、
原著とは言わないまでも解説本を読んでみたいと思った。
悟りというものは、道元によるなら、
私たちが悟り(真理)の世界に融合し、
悟りの世界と一体化することです。
ちょうど角砂糖を湯の中にいれると、
角砂糖は溶けてしまいます。
しかし、角砂糖はなくなったのではありません。
ただ溶けてしまったのです。
「身心脱落」もそれと同じであって、
身心が消滅してなくなったのではなく、
悟りの世界に融合したのです。
一体化したわけです。
「天と一体化」を求める合氣道に
なんと似ていることか。
きっと何事も突き詰めていけば同じなんだろうな。