すらすら読める 正法眼蔵/ひろ さちや | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

すらすら読める 正法眼蔵/ひろ さちや

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★★★★☆


日本における曹洞宗の租、道元が著した正法眼蔵。

様々な本で引用されているので、

原著とは言わないまでも解説本を読んでみたいと思った。


 悟りというものは、道元によるなら、

 私たちが悟り(真理)の世界に融合し、

 悟りの世界と一体化することです。

 ちょうど角砂糖を湯の中にいれると、

 角砂糖は溶けてしまいます。

 しかし、角砂糖はなくなったのではありません。

 ただ溶けてしまったのです。

 「身心脱落」もそれと同じであって、

 身心が消滅してなくなったのではなく、

 悟りの世界に融合したのです。

 一体化したわけです。


「天と一体化」を求める合氣道に

なんと似ていることか。


きっと何事も突き詰めていけば同じなんだろうな。