ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論/立花 隆 10120 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論/立花 隆 10120

ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論/立花 隆
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★★★★☆

何故、本を読むのか。


知識を深める為だとか、

仕事に役立てる為だとか、

人間性を高める為だとか。


いろいろと思いつくけれど、

結局のところは「本が好き」以上の答えは、ない。

本を読むこと自体が目的、である。

一人書に向かうのは何ものにも替えがたい

至福のときだ。


だが、この人を前にすると、

そんな自分が全く普通に思えてしまう(笑)。

立花隆さんのこの読書論には驚愕する。


今回、興味があったのはその勉強法。

どのようにして、あのようにあらゆる分野に

精通することが出来るのだろうか。

それも、おそらく短時間に。


 それはもう、真面目に勉強するしかないですよ。

 まず最初は本屋に行って、参考図書をドサッと買って、

 それをひたすら読んでいくわけです。


 <中略>


 基本的には勉強に近道なんてありません。

 要領のいい勉強というのはあるけど。


やっぱり、そうだよなぁ、と

軽く絶望し、強く納得する。


それにしても、吾ながら可笑しかったのは、

立花隆さんの読書記録について。


きっと数冊は読んでみたい本が見つかるに違いない、

と予想と期待しつつ読み始めたが、

一冊もチェックせず。


なんだか立花隆さんの書評を読んだだけで

満足してしまうのだ(笑)。


卓抜したまとめ力というかコメント力というか。

私のこのブログも、見習わないと(汗)。