『校長先生になろう! (BP Online book)／藤原 和博 07217』

先月の「あすか会議」にパネリストとして参加された

都内初の民間校長である藤原和博さんの本。

「誰でも一週間で校長先生になれるんです！？」

という刺激的な副題がついている。

何より驚き、興味深かったのは

校長先生にはカリキュラム編成権という強大な権限があることと、

先生達の人事権を持っていないこと。

マネジメントで言えば、本来は「ヒト」「モノ」「カネ」を

ある程度自由に決めることが出来なければ

「経営」しているは言えないのでは。。。

そんな手かせ足かせの中でも、

目に見えて結果を出すことができる、

ということは校長先生も民間教育も

やりようでは良くなる、ということなのであろうか。

あと、面白いなぁ、と思うのが「よのなか」科。

「ハンバーガー屋さんの店長になってみよう！」

なんて、グロービスの講義みたい（笑）。

数年前、グロービスに通い始めて、

ケースやディスカッション、

設問自体や単純な答えのない問い

などに魅了されている。

「こんな面白いこと、なぜ子供の頃から

　経験できなかったのだろう。。。」

と思うことがあるが、まさにこの「よのなか」科は

それがある。

小学校の高学年になれば、

自分の娘に経験させてみたいと思う。

あと、「校長先生」という職業も、

悪くないと思った。

先生になるなら、社会か美術、技術、体育が

いいと思っていたが。

「藤原マジック」に掛かったかな（笑）。

年間365冊×今年20年目　合氣道場主兼投資会社・コンサル会社　オーナー社長兼グロービス経営大学院准教授による読書日記