マキアヴェッリ語録/塩野 七生 05065 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

マキアヴェッリ語録/塩野 七生 05065


著者: 塩野 七生
タイトル: マキアヴェッリ語録

★★★☆☆
中世イタリアの思想家、マキアヴェッリの思想に
塩野七生氏が迫る。

 祖国の存亡がかかっているような場合は、
 いかなる手段もその目的にとって有効ならば
 正当化される

 天国へ行くのに最も有効な方法は、
 地獄へ行く道を熟知することである。

 人間は必要に迫られなければ善を行わない。

 中くらいの勝利で満足するものは、
 常に勝者であり続けるだろう。


など、シュールな現実主義者の一言一言は
時にあまりに本質を突きすぎて不快になることもあるが
・・・でも確かに、そうなんだ、と思わせることが多い。

きっと度重なる厳しい現実に直面し続けた
苦労人なんだろうね。
マキアヴェッリさん。


著者: 塩野 七生
タイトル: マキアヴェッリ語録