フィリピンの固定資産税ってどうやって計算するの? | 女性の視点で寄り添う、フィリピン不動産10年の実績。

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〜Assessed Value(課税評価額)から見る正しい税額の出し方〜

不動産を購入したあとに気になるのが、毎年発生する
「固定資産税(Real Property Tax:通称RPT)」。

今回は、フィリピンの固定資産税の計算方法と、
市役所での確認方法についてご紹介します。


1. 基本の計算式

フィリピンでは、固定資産税はAssessed Value(課税評価額)に対して課税されます。
この「Assessed Value」は、物件のFair Market Value(FMV/市役所が定める市場価格)にAssessment Level(評価率)を掛けて算出されます。
注意)売買の際に使用される評価額はBIR(税務局)から公表されてる評価額です。



2. Assessment Level(評価率)の目安
これは用途によって異なります:

| 用途 | 評価率 |
| 住宅用 | 20% |
| 商業用 | 50% |
| 工業用 | 50% |
| 農業用 | 40% |


3. 実際の計算例

たとえば…

Fair Market Value(市役所評価価格):10,000,000ペソ
評価率(住宅用):20%


→ Assessed Value(課税評価額)=10,000,000 × 20% = 2,000,000ペソ

このAssessed Valueに対して、

固定資産税(RPT):2,000,000 × 2% = 40,000ペソ/年
教育税(SEF):2,000,000 × 1% = 20,000ペソ/年


合計:60,000ペソ/年



4. 物件のAssessed Valueはどこで確認できるの?

市役所の税務課(Assessor’s Office)で、以下の情報を持っていくことで確認できます。

- 物件の正確な住所
- Tax Declaration(税宣)番号 または TCT(タイトル番号)


RPTのレシートが手元にある場合は、そこにAssessed Valueが記載されていることもあります。

(BIRの評価額はBIRのホームページから調べることが可能です)


まとめ

フィリピンの固定資産税は、**「物件価格」ではなく「評価額」に対して課税**されるのがポイントです。
評価率や物件用途によって大きく金額が変わるため、購入前や保有中にしっかり把握しておくことが大切です。

今後も、不動産購入後に必要な知識をわかりやすくお伝えしていきます!
何か知りたいことがあればぜひ!メッセージお待ちしております。