早いもので明日から3月

卒業式の時期ですね


娘ちゃんも昨年の今頃、卒業式でしたニコニコ


二学期の修了式の朝

主人が誤嚥性肺炎で救急車で搬送され

高熱だったけど、救急隊員の方にニコニコと挨拶するくらい元気そうだったので


娘ちゃんは学校に


担任の先生にだけ、こっそりと


父が救急車で搬送されたこと

連絡があるかもしれないから携帯を所持していたいことを伝えました


先生はとても心配してくれたそうです。


卒業式の日は

主人はまだ、入院中で


命の危険があったことや

退院後も

痰の吸引や胃瘻など

今まで以上に介護の負担が増えることへの不安で

鬱々としていた私は


卒業式の希望に満ちたキラキラした雰囲気と

自分の状況とのギャップで

とても居心地が悪く感じていましたぼけー


式が終わり、

各教室でお別れの会があり


30代位の女性の優しそうな担任の先生が


卒業する子ども達に自身の体験を交えながら送る言葉を話させました


これから、失恋だったり、仕事で辛い事があったらいつでも先生のところに相談に来てね


優しい口調で話す先生をキラキラとした無邪気な顔で見つめる生徒たち


ふと


いろんな経験をされた先生も

まだ、抱えたことのない 

親の介護や死を覚悟しなくてはいけない辛い思いを娘ちゃんは背負っている事に気づいて


何もなかったように

みんなと一緒に先生を見つめる娘ちゃんが

不憫で


悲しくてぐすんぐすんぐすん


悲しくてぐすんぐすん



でもね


一年たってみると


娘ちゃんは、他の人と比べて不幸とは思っていなし、父親の世話も辛いとも嫌だとも思っていないみたい


高校2年生の春に

主人の病気がわかって


私も主人の送迎や勤務先の近くに仮住まいをしたり、子どもの事を考える余裕がなかった時の方が娘ちゃん辛かったかも




病気になる前は、忙しくて仕事で家にいないことの方が多かったけど


今は毎日家にいるから


娘ちゃんは、毎日、お父さんの部屋に

いろんな話をしに行きます照れ


話すことが出来なくて、前みたいに余計な事を言って娘ちゃんにムッとされるムキー事もないので主人は誰よりも聞き上手なのですニヤニヤ



家族に迷惑をかけたくない

と気管切開も胃瘻も人工呼吸器も望まないと

頑なに言っていた主人


家族の願いで


今日も頑張って生きていてくれる