実はね
昨日、月曜日にお見舞いに行ったら、主人
私たちの事わからなかったんです。
主人の大きな茶色い瞳は、ビックリしたように見開いていたけど、まるでガラス玉のように何も映し出されていないようでした。
口は笑っているように、少し開いていたままで、話しかけても何も反応ありませんでした。
充血した目を少しでも落ち着かせようと、娘ちゃんが目の周りを拭いてあげた時も、いつもなら手が目の近くに触れると
顔拭くよ
と声をかけていても、ビックリしたように顔を顰めるのに
瞼に触れても顔を顰める事もなく、目を開き続けようとする。
目が見えてないのかも?
もう、私たちの事もわからないままなのかも?
恐ろしい想像で打ちのめされる思いで帰路につきました。
でも、日曜日の夜は
薄く開けた目の奥の瞳で、確かに私たちの呼びかけに答えてくれていた手応えがあったのです。
看護師さんには、
そんな風に見えるだけの事もありますから
とやんわり否定されたけど
でも、日曜日の夜の酸素飽和度51の状態から、私たちが来てから30分くらいの間に97まで回復したのは私たちの声が聞こえていたからに違いないと思う。
もしかしたら、家に帰れてももう私たちの事はわからないかもしれないね。
でも、日曜日は、確かに反応してくれたから、聞こえてるけど、身体が動かないだけなのかもしれないね。
今までで1番悲しかったね。
今までで、身体が動かなくても、主人の笑顔や嬉しそうな顔でどれだけ癒されてきたことか
これからどうすればいいのか
苦しい気持ちで今日、娘ちゃんと2人面会に行くと
昨日と同じように大きく目を見開いて主人がベッドに横になっていました。
パパ来たよ
声をかけながら近づくと
主人が
嬉しそうに目を潤ませて笑っているんてす!
マスクをずらすと
クシャクシャの笑顔の主人が現れました
よかった⁉️
パパわかるの❓
うんうんと笑う主人
看護師さんも
よかった❗️
初めて笑顔見た
まだ、しっかりと瞬きで返事をする事も難しい感じだし、時折り表情も虚ろになるけど、
本当にホッとしました。
まだ、熱は高いけど
ひとまず安心😮💨