主人が歩く事が出来なくなってから半年が経ちました。
食事 胃瘻からの栄養剤の注入と1日1回の お楽しみに経口摂取
トイレ 留置カテーテルと週2回の訪問看護 で摘便
お風呂 週2回 訪問入浴
それ以外は私がタオルで身体を拭い ています。
3月に気管切開をして、痰の吸引が必要になったので、常に注意しなければならなくなった以外は、介入してもらう事も増え私たちの介護の負担は減りました
今になって思うとやっぱり、歩くのが大変になってきた頃が1番苦しい時期だったかなぁ
危なっかしい主人を支えて歩いて、壁にぶつかったり、下敷きになって片目パンダになったり
主人も打ち身だらけだった
トイレで失神した時は、私1人で主人をどうにも動かせなくて、悲しくてわんわん泣きながら、寝室までどうにか引きずって運んだ事もありました
夜中にトイレに行く途中で転倒することもありました
ドタっと主人の倒れる音がすると、夜中の2時、3時でも明け方でも子ども達も部屋から助けにやってくる
みんな翌朝も学校あるのに文句も言わずに黙々と
三人がかりじゃないと、主人をベッドまでは運べないから。
夜中の転倒の時に便の失敗もあると本当に大変でした
一晩に2回失敗があった時は思わず、
モーッ!さっき片付けたばかりなのに
と思わず言ってしまいましたが
息子君も娘ちゃんも
お父さん、たくさん出てよかったね
身体のためには出た方がいいからね。
私、すごく反省しました
あの頃は本当に大変だったねと娘ちゃんとよく話します
でも、たぶんパパもあの頃は頑張って力入れてくれてたんだと思う
と娘ちゃん
あの頃より今の方がパパ、重く感じるから
あの頃よりずいぶん痩せたから、今の方が軽いはずだけど、たしかに重く感じるね。
気を失いかけてても必死に力を入れてたのかもね。
3人で頑張ってるつもりだったけど、主人も一緒に頑張ってたんだね。
主人にとっても私たちにとっても精神的にもかなり辛い時期だったけど、みんなで精一杯支えていた事も合わさって、ほっこりとした気持ちで思い出されます