1月13日にリハビリ病院に転院しました

救急車🚑で送ってもらえる事になり、それはすごく助かるのですが、リクライニングの車椅子の搬送にはいつも悩まされます
折り畳めないので普通乗用車では運べない


こんな時、いつも主人の従姉妹ちゃんが車を出して運んでくれるので本当に感謝なのです

コロナ禍で面会出来ないので、こんな時じゃないと主人に会う事は出来なくなっています

娘ちゃんも学校を休み救急車に同乗、車椅子の搬送の従姉妹ちゃんの車に息子君が乗り、私も車を出して久しぶりにみんなで主人に会えるとみんな楽しみにしていました。
でも、実際には救急車に乗り込む時にチラッと見えたくらいで看護師さんとの転院先への引き継ぎや荷物のやりとりをしている間に主人達は出発してしまい、救急車に同乗した娘ちゃんだけ主人と話す事が出来ました

スピーチカニューレをしているとはいえ、殆ど声を出せない主人

救急車の中で何話そうかなって考えちゃった
救急車に、乗ってるのに元気?って聞くのは変だしね


と娘ちゃん

家族の話しをして主人も時折り笑いながら聞いていたようです。
リハビリ病院到着後もすぐに病室に搬送されて、結局、会うことは出来ませんでしたが、翌日面会の予約をとることが出来ました。
翌日、息子君と2人で面会に行き、交代で短時間の面会
主人は、少し熱があるようであまり調子が良くないようでした。家族に会えて嬉しそうだけど、顔の表情もあまりなく、元気なく病院のベッドに横になっていました

私は、ずっと気になっていた事がありました

肺炎で息が苦しい中、ずっと、気管挿管を拒んでいた主人。
私たちの希望で挿管して目醒めたときは、私たちにまた会えた事をすごく喜んで、気管切開もやると言ってくれたけど、ずっと1人で病院で動かない身体で生きてる事を辛く感じているのではないかとずっと心配していました

ゆくゆくは、胃瘻もしなくてはいけない。
今回転院したリハビリ病院でこのまま胃瘻の手術を受ける事も出来るとケースワーカーさんに教えていただいてます

この機会に主人に聞いてみました

パパ、辛かったね。ごめんね。でも、生きててくれてよかった。本当にありがとうね。
おまえは謝らんでいい。心配かけてごめん
って言いたいの?
主人は指で👌と合図
胃瘻どうする?この病院でも手術してくれるって言われたよ

主人👌
えっ
胃瘻するでいいの?

主人笑って👌
よかった
ありがとう😊

あなたのことずっと愛してるからね。
と言うと、
主人は、エッ⁇とすごく驚いた顔になり、それからクシャクシャと泣きそうな顔になりました。
それは、本当に一瞬ですぐに表情の無い顔に戻ったけど、氷がゆっくり溶けるように転院や何やで少し張りつめていた主人の気持ちが和らいでいくのが感じられました。
家族にとってはあなたは大事な人なんやから、しっかり頑張ってうちに帰ってこなんよ
主人は、うんうんと言うように目をパチとつぶりました

このまま、リハビリ病院に入院する予定だったのですが、気管切開に不具合があり、この翌日に総合病院に舞い戻る事になってしまいました

1月19日に再手術が無事に終わりました

主人がまだ生きたいと思ってくれてよかった




