入院の前日、39℃の熱で、顔は、赤く、息も荒い主人に

ごめんねアセアセ私がもっと気をつけて誤嚥しない物を食べさせてたらこんなに苦しい思いをさせなかったのにねショック


謝らんでいい。お前は何も悪くない真顔
チャレンジも出来んなんてつまらんウインク

それは、本当に一瞬ですが、病気になる前の人生を楽しんでいる元気な頃の主人の口調でしたほっこり




その時は咳も痰も無かったので、尿路感染症かなと話してしたのですが、

明け方、少し痰絡みの咳になり、40℃の熱になって救急車で通院していた病院ではなく、近くの総合病院に搬送されました。

救急車に乗る前も、救急隊員の方に

おはようございます

と挨拶したり、熱以外は元気そうだったのですが、搬送されてしばらくすると、痰がひどくて呼吸も難しい状態で酸素マスクをつけてもサチュエーションも下がり、命に関わる状態でした。


この病気になって、何度も延命については話し合ってきたつもりでした。

主人は、気管切開、胃瘻はしたくないと言っていましたが、救急搬送された場合の延命は了解してくれたと思っていたのですが、搬送されても自分の意識がある時は自分の判断を優先するつもりだったようで挿管も拒否したいと言っていたそうです。

昨日まで、笑ったり、楽しく話したりしていた主人の命が無くなろうとしている。


病気がわかって2年も経って居ませんが、どんどん出来る事が奪われていくのを見ていろんな事を諦めて受け入れてきたと思っていました。
主人に、とって辛いことがないようにと
やりたいようにやらせてあげたいと
そう思っていたはずなのに何の覚悟も出来ていなかったのです。

主人は、呼吸の出来ない苦しみと伝わらないもどかしさ身体が、動かないストレスで胃潰瘍になり出血するほど、苦しんでいると告げられました。

でも、このまま逝かせてあげてくださいとは、どうしても言えなくて、挿管して生きられるようにしてくださいとお願いしました。

主人は望んでいないのに苦しみを長引かせてしまったと思いましたが、家族とも相談して、どうしても諦める事はできないと延命を願いました。




翌日の日曜日には呼吸が、安定し熱はあるけど危機は脱する事が出来ました。

そして

なによりもホッとしたのは

目を覚ました主人が、
生きている事にも感謝している事です。

ありがとうと言っているそうです。

よかった。


まだまだ、危篤からは回復したとはいえ、不安定な状態で安心は出来ません。肺炎は良くなっても機能にダメージがあるかもしれないし、不安はつきませんが、今は生きてくれている事を喜ぼうと思います。




たくさんの励ましのコメントありがとうございます。
こんな状態なので、お返事する余裕がないため、しばらくコメント欄閉じさせていただきます。