朝夕すっかり秋らしい風が吹いて気持ちが良い季節となりましたね。
主人は、2週間レスパイト入院していましたが、先週金曜日に退院しました

オンライン授業でずっと家にいた息子君も、ようやく後期授業から体面授業が始まるため、昨日出発しました

息子君がいなくなり、私と娘ちゃん2人での介護となる為、退院に合わせて介護用品の見直しを進めていました

主人の現況は、
歩行→
家の中は、歩行器を使うこともあるが調子が良い時で5メートルくらい歩ける。ほぼ車椅子で移動。立ち上がりが難しくなってきた。
体幹→
8月頃から体幹が保てなくなり、簡易車椅子やシャワーキャリーなどに長時間座る事がでできなくなった。左側に傾いてしまう
会話→
更に構音障害が進み、電話に出たがらなくなった。朝など、起きてすぐは特に聞き取りにくいが、美味しいやありがとうなどいつも使う言葉は聞き取りやすい。
食事→
右手に麻痺があるため、左手でトングやフォークで入院中は8割くらい介助なしで食べていたらしいが、家では疲れるとほぼ全介助。フォークも重く感じるようなので、爪楊枝や竹串を使って食べている。
飲み込み→
8月頃から固いもの(牛肉やフランスパンのような噛みごたえのあるもの)を食べるのに時間がかかるようになり、食べたがらなくなった。一口大に刻んであげると食べやすいよう。
口腔ケア→
朝夕歯磨きを全介助していたが、歯茎と歯の間の食べ残しを取ることが出来なくなって歯茎が腫れるようになったので、スポンジでのケアを始めた。
嚥下→
入院中に嚥下の検査をしてもらったところ、固体は問題無いが、液体の飲み込み時に若干気管に入っているとの事だったので、お茶などはトロミをつける事にした。
トイレ→
尿は昨年12月の尿路感染症での入院時より留置カテーテルとなっている。
便は、調子が良ければトイレに介助で行けるが、今後はポータブルトイレか、敵便か要検討
嚥下が悪くなってきているので、今回も医師に気管切開、胃瘻を勧められましたが、主人は頑なに望まないと。
延命、気管切開の事は息子君、娘ちゃんと家族4人で何度も話し合いを続けています。家族は、出来るだけ長く生きてほしいと伝え続けていますが、主人の気持ちは今のところ変わりません。
もしもの時は救急車を呼ぶ事は納得してくれましたが、
死ぬ自由も残してほしい
それが、主人の今の気持ちです。
それでも、やっぱり長く生きてほしい気持ちは、みんなで伝え続けていこうと思っています。
誤嚥性肺炎には充分気をつけて、元気に毎日過ごせるように