毎日7時頃
起きた?薬飲んだ
?と私

主人の朝はたいていこんな風に始まる

主人は、ベッドで布団を背もたれに腰掛けて
飲んだー

調子どう
?

わからん

私はウロバックの尿廃棄して、調子が、良さそうなのを確認して主人歩行器でリビング移動
立ち上がりの補助など細々した動作の一つ一つで主人の
ありがと

ごめんね

が生真面目に繰り返される

もう、いいよ
そんなごめんねばっかり言わんでも


いや。本当に申し訳なくて
ごめんね。本当は、おではもっともっとお前を幸せにしたかった


私、そんなに今、不幸でも無いよ
あなたと話せるし、ご飯も美味しい美味しいって食べてくれてるし
多分、みんなには不幸そうに思われてるかもしれんけど



もっともっと、すごく幸せにするつもりやった


ごめんね









もう、いいって
なんか遺言かなんかみたいやけん言わんで
まだ、生きとるやろ



うん
まだ、生きる


少し前の出来事ですが、
何回思い出しても嬉しい言葉だったので私の記録として残します
