船に縄で繋いだ「鵜」を使って鮎をとる漁法を見せる観光で、長良川が有名ですね。
しかし、愛知県を流れる木曽川(犬山)でも「うかい」をやっているのです。
しかも主婦の私にはうれしい昼間にです。
いつものランチ仲間と 今月は船でお弁当を食べてのうかい見物となりました。
行った日は今年最後ということもあり 5艇の屋形船が出ていました。
鮎の塩焼き・甘露煮の入ったお弁当を食べた後、いよいよ「うかい」が始まります。
かがり火を焚いて鵜匠さんたちが乗った船の登場です。10羽(?)の鵜もいっしょです。
しばらく待っていると私の船の船頭さんが何かを投げて…それに「鵜」が群がる……
そうです。鮎を投げ入れたのでした。かがり火で鮎が水面に上がってきたところを「鵜」が
捕まえる・・とイメージしていましたが、あまりきれいな水ではない木曽川に鮎がいるはずもない
ちょっとびっくりですが まあしかたがないことですね。
めでたく鮎を捕まえた「鵜」ですが、首を縄(?)で縛られているので飲み込むことができず
船に引き揚げられて 鵜匠さんが吐き出させていました。
投げ入れられた鮎をめがけて一斉に集まり捕まえようとするけなげな「鵜」 かわいかったです。
赤い大きな鯉を捕まえた「鵜」がいたり、なんと繋がれた縄をすり抜けて脱走をはかった「鵜」が
いたりと ハプニング続出の「うかい」 とても楽しかったです(*^_^*)
船を降りたあとは 屋形舟からも見えた国宝の犬山城へ行きました。
天守は現存する日本最古のものだそうで、とても急な階段を必死で登って天守閣にたどりつき
城下に広がる街並みと木曽川の眺めを堪能しました。
そして犬山のお土産といえば 「げんこつ飴」とのことで買ってきました。
黒糖を使った飴にきな粉をまぶしたもの
口に入れた時は少し固めですが、噛んでいるうちにキャラメルのような食感になり
あまり甘くなく きな粉がしっかりついていて ニッキの味も感じられて
懐かしくおいしい飴 もっと大きい袋を買ってこればよかったな… (スタッフN)