★★おむすび箱誕生秘話★★ | まんぷくむすびのブログ

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食べるだけで元気になれるおむすび、届けます!

いつものように営業をしていたある日、一本の電話が鳴り響きました。

「もしもし、○○商事の飯塚ですけど!」

「ああ、飯塚さま。いつもご利用いただき、ありがとうございます。」

よく注文を下さるお客様からでした。

「実は1ヵ月後の○月○日に海外の大切なクライアントとの打ち合わせがあるのです。
その際に日本の伝統的な食事を食べたいと
希望をもらっていまして何がいいか考えていたのですが。。
いつも御社のおむすびをおいしく食べさせていただいているので
どうにかして御社に接待用に良い商品を作っていただけないかなぁ。と思いまして・・・」

「おむすびで接待ですか?」

急な要望、かつおむすびで接待というあまり聞いたこともない話でしたので
最初は断ろうかと思いました。
しかし「どうしてもお願いしたい!」という一言になんとか応えたいという気持ちが強くなり
最終的に承ることにしました。

電話を切り、一息つく。
「さて、どうしたものか。」
承ったものの「おむすびで接待」のイメージが湧かずに
何からしたらいいのか検討もつきません。
タイムリミットは1ヵ月。

止まっていてもしょうがないと思い、まずはスタッフからの意見をもらうことにしてみたところ

「接待でおむすび?おむすびって気軽に食べられるところがいいところだから
接待ってちょっと違うんじゃないですが?」

「でもちゃんと包装して提供すればいいものも作れるんじゃない?」

「おむすび以外に惣菜も大事だよ。おむすびに合う惣菜もしっかりと選ばなきゃ。」

次から次へと色々な意見が上がりました。

話がなかなかまとまらない中、ある女性スタッフが何気なく発した一言。
その一言が話の流れを大きく変えました。

「学生の時、お母さんにお弁当でよくおむすびを結んでもらったんだけど
いつもお弁当箱空ける時にワクワクしたの覚えているんだよね。
今日はどんなおむすびかなぁ。具材は何入っているんだろう。って!
あの時の高揚感とか感じてもらえたら嬉しいんだけどなぁ。」

・・・。

お弁当箱。

空ける時の高揚感。



あれ?なんか良い感じじゃないか?

その時にピンとひらめきました!

「そしたらおむすび箱を作ろう!
空けた瞬間におむすびや惣菜が目に飛び込んできて
どれから食べようかワクワクできる!
なおかつ箱にしっかりと包装されていれば高級感も出て
接待などのちゃんとした場所でも品良く提供できるじゃないか!」

そこからおむすび箱を完成させるために
目まぐるしい日々がスタートしました。
完成図を共有したり、中身を選定したり。

そして接待の5日前、ついにおむすび箱は完成しました。


接待の当日、納品をした後、どうなったかなと落ち着かない気持ちでいたところ電話が鳴りました。

ドキドキして出ると

「今回のおむすび箱本当にありがとうございました!
味もおいしかったし、見た目も最高!
クライアントも箱を空けた瞬間に
すごいキラキラした目でおむすびを見ていましたよ!」

大興奮したお客様からの嬉しい声でした。

それからというものどんどんと認知されていき
2013年6月現在、60社以上の企業様から延べ3000食以上のオーダーをいただいております。
1日に100食以上のオーダーをいただくことも今では珍しくありません。

こうしてできたおむすび箱。

おむすび箱はこれからも多くの方にワクワクと健康を提供していくでしょう。