津和野城 三日目は萩を後にして、島根県の『津和野城』跡へ。 津和野城は1285年に、元寇の警備のために石見の国に入った吉見頼行が築城したとされている。 その後1601年に関ヶ原の戦いの行賞で入城した坂崎成正が、標高200mの山頂を削平して三重天守を建て壮大な石垣を設けた近世山城へと大改築した。 麓からリフトで山頂まで5分、そこから歩くことになる。 明治の廃城で現在は石垣や土塁のみしか残っていないが、取り壊しを免れた物見櫓と馬場先櫓が麓の高校の近くに移築されていた。