東大寺と並んで修学旅行では必須のお寺で、この日も何校もの学生たちが訪れていた。
僧侶の方による法話があったので、一緒に聞かせてもらった。
薬師寺は680年に天武天皇が皇后の病気平癒を祈願して建立を発願し、その天武天皇が崩御すると皇后が持統天皇として即位して本尊を開眼されたという歴史がある。
金堂に御本尊の薬師如来と日光菩薩・月光菩薩の薬師三尊像が安置されている。
この日光菩薩・月光菩薩と東院堂の現在石川県に出張中の聖観音菩薩像は、以前東博の「薬師寺展」でお会いしたことがあった。
1300年の間の幾多の災害によって創建当時より現存しているものは東塔のみだが、その東塔は2018年までの予定で解体修理が進められていた。