松前城 空港からは目的の一つ目の『松前城』へ向かった。 『松前城』は1850年北辺警備の必要上、江戸幕府が松前藩に命じて築かせた日本最後の本格的日本式の城郭である。 海側からの鑑砲射撃に備えて砲台を備えていたが、背後が手薄となっていた。 明治元年の箱館戦争の際に土方歳三らの旧幕府軍に背後から攻められて落城した。 その際、天守と本丸御門は残ったが、その天守は1949年業火のために消失し、1960年に鉄筋コンクリートで再建されたものである。 天気は曇天どころか暴風雪になってしまい、取りあえずたどり着くことはできた。