看護学生の頃から、何となーくやっていること。
高齢者の方、特に認知症が進行している方とお話する時に、
若い時こんな顔だったのかな?
こんな風に仕事をしていたのかな?
家族と過ごす時にはこんなお母さんだったのかな?
などなど。
自立して生活していた頃の姿や生活を思い浮かべています。
心がけているっていうほどのことではなく。
趣味…?
なんか違うな
想像しながら話していると、同年代のような気持ちになってくる。
入院や入所前、どんな仕事をしているのかわかっていると、具体的に想像できて嬉しい。
情報がなくても、関わっていく中で生活歴をお聞きしていきます。
私の趣味ってだけではなくて。
リハビリや余暇活動に使ったりするからです。
主婦の方とタオルを一緒に畳む。
公文の先生に計算問題を解いてもらう。
デザイナーの方に絵を描いてもらう。
などなど。
得意なことや慣れていることがわかっていると、活動に繋げやすい。
不穏があっても作業していると、穏やかに過ごせることも
昔の話、特に仕事や子育てをバリバリしていた頃の話って、皆さんイキイキとお話してくださいます。
回想法なんて大袈裟なものでもなく。
施設なんて生活をする場なので、日常会話の中で。
まあ、何回も何回も同じ話を日々するんですけど笑
それでも、ふと今まで聞いたことがないお話をしてくださったりして。
新しい情報が得られると何だか嬉しい
これが身内となると、なかなか楽しく話せないのにね
生活歴を聞いてレクリエーションやリハビリに繋げるのは、看護師よりも介護士さんの方が上手だなと思います。
私の職場ではプロフェッショナルな介護士さんが多くて、本当に勉強になります。
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