〈荻窪都内編〉
今年も詩人の田中庸介さんけら詩誌「妃」第24号を頂いた。「彦根」という題名の詩の中で、武蔵境が出てくる。詩の本の感想をブログに書いたことがないので戸惑うが、作者が小学校に通っていた六年間に見てきた武蔵境から彦根での授業風景までいつの間にか時空をワープして行き来して行くうちに両者が混じり合う不思議な読後感があった。
わたしが「妃」で毎回楽しみにしているのは葉山美玖さんの作品で今回も「喫茶店」など、心惹かれる作品が多く、なぜだか次女の前で朗読してしまった。
また、両親(勿論特に岡田隆彦だろうが)とも知り合いの有働薫さんの「古代の雲」の壮大なスケールに(今わたしは俳句としては、まさにこの世界観を詠もうともがいている)感服し、山本育夫さんの「鳥の目」
「口子の口」、月読亭羽音さんの「みんみん」の行間と句点に打ちのめされる。他の方々のももっと読んで行こう。
そして今朝は数年ぶりに二篇も詩を書いてしまった。
どんなものかは秘密である。
(何回も開いたので既にヨロヨロですみません)
思えば田中庸介さんは以前西荻窪の町おこしにも力を入れていらしたと思い出した。そこで、今日行ってみるかと決意した。
次女の用事が荻窪にあったので、良い機会だと思い別行動の時間帯を使ってまずは角川庭園を見学してきた。
何度か荻窪に来る機会があっても、ここを見る機会を逃して来た。何かの会をやっていて、庭だけ見ていたら思ったより彼女の用事が早く終わったので、そそくさと退散。
いろんな季節の植物が植えてあり、水琴窟もあった。
残雪や狩くら神の泉鳴る 源義
https://kadokawateien.sugi-manabi.com/
右の2枚は庭園から駅に戻る途中の民家の間の植物。
そして勿論「宵待屋珈琲店」に。
入り口の山田牧さんの句も素敵だった。
プリンが最高に美味しく、生きててよかったという瞬間。
次女が同じ機種で撮影するとこんな美味しそう。
「まん丸の月の行き先問ふをさな 牧」
この後次女と一駅乗って西荻窪へ。
坐骨神経痛予備軍なわたしはYouTubeの整骨院お勧めの歩き方でスニーカーで。
結局、商店街を見ながら(良い雰囲気の街だった)吉祥寺へ。暑くて歩きすぎて疲れて‥
大好きな吉祥寺で何処にも寄れないという体たらく。
〈ここから埼玉地元編〉
中央線と武蔵野線乗り継いで地元駅に帰る。
最近、俳句の様々な作業と篠発行で余裕がなくて、ふと気づけばメタルバンドのリハが日曜!
全くおさらいしてなかったので、道中イヤフォンで聞いて、地元駅のマネキネコで次女とカラオケ、の時に好きな曲ではなくリハの曲で苦手なの(パンテラ)を歌った。
そして、リュウジくん追悼の意を込めて、わたしにとっては新境地「あいみょん」も。3636は歌詞を噛み締めていると涙が。数回jwaveで聞いただけでボーカルガイドを付けたが、ドスの効いたダミ声とかけ離れて小学生のような声になる。次女に途中演奏停止ボタンを押される。(この歌を歌う理由は言ってない)
なんだか、盆と正月が一気に来たような感情の起伏のあった日。 泣くと疲れるな。
特筆すべきは帰りの中央線車内でダライ・ラマのパワーストーンブレスレットが弾け飛んだ事だ。前にゴムが切れないよう直したばかりなので、役目が終わってわたしは守られたのだと思う。
ありがとう。
〈別の日二日分〉
数日前だが篠第一校正の夜が満月だった。
iPhoneからだとご覧の通りだが、編集同人のご家族の知り合いの方からお月見に合わせたチョコレートを頂いた。その夕方には久々の喫茶ルビーのポークジンジャー。翌朝次女と食べるパン(100LAWSON)も買って。たくさん食べているようで、食べる回数や量は減っている。(耳鳴りのクスリが影響)
これは日曜日に色々済ませて、ふと気づけば家族が全員出掛けていた。それで脚に気を使いつつもやはり結構な距離をウォーキング。なので自転車がちょうど良い距離にある「ホーキーポーキー」に。
この氷いちごは以前から次女と約束しつつ、運悪くお休みだったりして機会を逃してきたもの。
その近くのスーパーでこんな煎餅を発見。(買わなかった。無理無理)
こうしてみるとなんだか血のようである。
句会のお知らせは前回書いたので、この辺で。